この国の元老は馬鹿ばかりだ。歴史を何だと思っている。歴史に学べと賢しらぶって、歴史のIFを儚んで取り沙汰し、まるで埋もれた宝石でも見つけたみたいに喜んでは、その〝負けた〟分岐宇をやり直そうとする。あのとき革命が成功していたら、あのとき賢王が死ななければ、あのとき裏切りが発生しなければ、あのとき天変地異が発生していれば、あのとき選挙の結果が違っていれば、あのとき……無数にある分岐点を回顧して、それぞれから枝分かれする無数の枯れ花を摘んでは失われた種子を取ろうと躍起になっているだけだ。それは生存競争に負け、事実の立場を勝ち取れなかった、病弱な不実の花でしかないというのに。
と、彼女は、紛糾する儀場をまるで退屈な交流試合でも見ているかのように、頬杖をついて焦点を合わせるつもりさえない目を彷徨わせるようにして見ていた。目に入ってくるのは頭……髪の足りない男共がツバを掛け合う愚かな光景ばかり。
民の無気力は社会ひいては政治への諦観によるもの、つまるところ国民は政治に絶望しているのです。国民の身近にあり、国民の興味を引く、自分ごととしての政治を確立しないことには
待て〳〵、熱く語るのはいいがそれで国がどうなる。人気取りの政治活動が、民意だ総意だと煽動にばかり躍起になって、いよ〳〵衆愚と化すのが望ましい行く末かね
同じような歴史局面が1281年前に登場します。この時に失政を犯した大臣……
王も、その側近も、突如失ったこの国にはもはや船頭がいない。代わりに煽動であっても、今は甘んじて受け入れよう。この国が失った王が必ずしも賢王であった、とは言わない;それでもせめて一つの明確な意志を持って御すか、そうでなくても責任の一元化からリテイクへの迅速化が図れたはずだ。この迷走する月という船はさてどこで沈むだろう。地球から見ればこの星は毎晩沈んでいるというのだからもう十分だろうか。そうして沈没を繰り返してもう、何千年経っただろう。この国の人間は、学ばない。
国民に人気などなくとも、この地には天敵的な外敵はいない。粛々と賢人政治を行い、最小不幸を実現して暗黙の幸福で充溢させることが、現代の政治の目標ではないのか。ごく一部の喧しい連中の意志を、善意だ正義だと聞き入れては対立軸を生むことの方が、よほど総不幸量が増えるというもの。
全体主義かね。それは歴史的に失敗とされているが
客観と現実だよ
外敵がいないだと?あの静けき純潔のヘミソフィアのことをなんとするのか?
あれは内政の問題です、この国に領土問題は存在しない。
いいや、あれは巧く使えば国民の目を不安から逸らせられる。便利に機能してもらった方がいいだろう。
戦争だってタダじゃないんだぞ、その〝弾〟はどこから出てくる。特車を出せと言われても金だ倫理だとうるさいばかりだろう。
〝純月人〟だかなんだか知らんが面倒な奴らが
純月人。停滞し沈殿し静かに生きたまま死ぬようなこの社会で些細にだが唯一熱のある領域だった。そこで語られる子供じみた思想は燃料の乏しいこの社会で、エネルギーを持ち続ける数少ない界隈であって、現実、そこからエネルギーを得ない限りもうこの国は動力を失っていた。そんなものに頼らなければいけないだなんてと、彼女は陰鬱とした表情を浮かべていたが、尤も、彼女がその沈んだ胸中を分析しようものならその原因にはもっともっと矮小な私小説のようなものが紡ぎ出されてくることだろう。
我々は元々地球各地からの抽出渡来人だというのに。何が純粋な月人だ、そんなものに五体と目と鼻と口と脳と心が、地球人と同じような形で備わっているわけがないだろう、馬鹿らしい
百歩譲って純月人が存在するならそれでもいい、だがそれを標榜してやっていることが余りに〝純粋〟で……現実世界では邪魔なばかりだ、理想郷があるならこの世をおさらばして、おまえたちのコミューン形成はそこでやって欲しい。その一点については、このバカ踊りを繰り返す議会と彼女の間には、一致があった。だが、だからといってこの老人たちと一緒に盛り上がる気にもなれないでいる。
客観するなら私も、面倒くさがられるだけの存在か
ふう、と溜め息を付いて資料に目を通す;通す前からわかっていたが、同じ内容の印刷物を何百回見せられたであろうか。同じ議題を何度でも、まるで初めて論じるかのように紛糾せしめて、まるで録画でも見せられているかの様に似たような内容の議論を踊り、そして何も決まらぬ会議を満足する。この国の議会はもう、だめだろう。
稀神殿は、どうお考えか?
顔は見飽きたが名前を思い出せない(覚えているが記憶の中で反芻するのさえ飽いた)男が、彼女に話を振った。
〝この際、姫に特赦を与えてお戻り頂き、親政を行うというのは〟とか言い出す
この際、姫に特赦を与えてお戻り頂き、親政を行うというのは
ばかなおとこ
別に予知能力があるというわけではない、人の心が読めるわけでもない、時間を遡れるわけでもない、ただ、容易に想像できると言うだけ。何度も見たやり取り、歴史を学べというのならそもこの国会中継を見て何も思わないのか。まるでトレーシングペーパーの上をなぞるような議場と大根役者共、精緻さに欠き、大雑把で下地の意図を気にしなくとも似たようなものは出来上がる、この元老たちは、トレーシングペーパーそのものだ。
薄いのは髪だけにしておきなさいよ
なんてセクハラな罵声を胸に収めて、議会の資料を再びめくった。さっきは見落とした(そもそも読み込むつもりだって無かったが)ページが目に入る。無闇に歴史を翻って、過去の失敗と成功を短絡に接合してご都合主義な結果を導出しようと言う、バカな説明が書いてある。
それを出来るのは
ああ、驕傲か、この感想は。でも、そう思ってしまう。
私だけだというのに
あの方まだがここにいれば、と彼女は目を閉じて落胆の声が口から出ないように、なんとか堪えた。ふ、と鼻で嗤うそこにこもった嘲りは、何もこの元老達に向けてのものばかりではなかった。自分もまた〝IF〟を願ってしまっていたからだ。だが。この儀場に限っては、彼女から、あるいは国民からそれを指弾されても弁明は出来ないだろう。「いけないわね」ともう余計な感想を彼等に抱かぬように、彼女ははら〳〵と資料をめくり進める。読んでいるというよりはただ眺めているような有様だが、ふと目に入ったページでその手を止める。歴史を遡り無駄な検証とありもしない可能性を抽出しようとする、政策とも呼べぬくだらない御伽噺の中に、挿絵、いや、写真が挿し込まれていた。写っているのは、広報カメラマンがマスコミに展開した、面白味の欠片もない仏頂面で写る、二人の人物。
この写真、不敬ではないですか?
先程稀神殿、と呼ばれた女性はそれをつまみ上げ、くだらない話題で踊り続ける腰を折ることも厭わず、円卓の上に声を投じた。義憤、といえばその言葉に押し込められてしまうのだろう、怒りはプライドにも男達が声を止め彼女の方を見やる。
畏くも、皇の御姿ですよ、それをこのような粗末な紙に印刷するなど
皇とはいいましても、これは先皇ですよ、稀神殿。
今や罪人です、そも皇の器になかったというのが
歴史的な正しさですか?それが、我々の、一体何の解決になると言うのです
帝に対する敬意を欠き、私利私欲のために罪をふっかけて追放までした、この政治屋達に一体どんな哲学があるというのだろう。仁も徳もなく、無感動に死に絶え凍りついた心にドギツイ電気ショックを与えて漸くに無理やり延命しようとする娯楽行為に、どれだけ搾取がまかり通っているのか。帝が、次期帝を内定していた内親王が、一人でそれを撃ち抜く銀の弾丸だったとは、彼女も思っていなかったが、そもそもトップなど人心を掴みさえすれば実務に置いては無能でも良い、それは私達官僚の「仕事」で良い、それぞれが正しい仕事を弁えてこなすなら崩壊は訪れない。稀神サグメは考えていた。それに、あの地上人の血色に色濃く先祖返りした傾城の内親王はうってつけだったし、決して無能でないむしろ野心と有能さの両方を隠そうとしなかった稀有な王族だったろう。任せるにふさわしいと、稀神は考えていた。
しかし、今はここにいない。皇は空席のままだが、縁戚である綿月の御子方がその座におわす、何が問題か?
過去の者の話などやめましょう、稀神殿。敬愛なされていたイ・リンが共に罪を被り穢土に堕ちることになった心中は察しますが、あなたまでその様子ではこの月は……
私が、何だというのだ。あの方がここに残っていれば、私など出る幕もなかった。それに、姫も
職権というよりは年長者故の因縁により力を持っている稀神サグメは、YES/NOを集団に示すことこそできるとも、派閥や事務を実際に動かすことはできない。彼女が座っている「仕事」上の椅子は、栄誉職のようなものだからだ。彼女の思いとは裏腹に、実際に稀神サグメが下した「仕事」はその逆である。派閥の論理に逆らうことができず、内親王と……何より内親王の最大の(そして数少ない)後ろ盾であった八意の女を、放逐したのだ。つまり彼女は、追放された旧皇帝派閥の駆逐勢力、綿月派の主幹であった。同時に、本当に月の社会に必要だったのが「綿月の家ではなく」「皇の正当な血脈」「月の頭脳」であったことを承知もしていた。
琳さま……私は
会議でたまたま目にしただけの雑な印刷物にさえ、稀神サグメの感情は強く、揺さぶられた。彼女は「仕事」を忠実にこなしたに過ぎない。だが前皇の褻枯れ堕ちから千年が経った今でも強い後悔の念を抱き、何より八意の女に強くこだわる理由は、つまり、そういうことだった。
会議が終わるや否や、稀神は会議室を飛び出してトイレに向かった。誰の目にもそれを我慢していたからとわかったが、その「がまんしていたもの」が想像とは全く違うものだとまでは、わかっていなかっただろう。
申し訳ありませんっ❤片翼のふたなりなドスケベ神霊で申し訳ありませんっ❤はあっ、琳さま、射精します❤射精っっ射精射精射精っ❤パックリ開いたマンコからメス汁ダラダラ垂らしてマン汁臭撒き散らしながら、自慢のクソデカチンポからザーメンぶっ放すっっ❤ただの会議資料に印刷された、クソ真面目な顔で写ってる琳さまの写真と目が合った妄想だけで発情して、トイレで便器に向かってチンズリ射精するサダメですっっっ❤
自慰行為だけは、どんなに事象を叫んでも大丈夫。オナニーだけが、彼女を満たす性行為だった、いつでも、好きなだけ、安全に。
相手に思いを告げたりするたびに1/2の確率で破局が訪れる彼女とて、一皮剥けばただの女だ:いや、一皮剥けるふたなり女だ。この口舌のせいでパートナと長続きしない;オナニーに夢中になるのは必然で、今ではすっかり重度自慰中毒患者だった:毎日5回はヌいている。彼女ほどの力の持ち主がチンズリオナニーで精子消費量を爆増させたりすると、キンタマはすぐに適応して精子製造量で追い上げてくる;一度勃起すれば日常生活ができないサイズに膨れ上がり、一度お脳が射精モードにスイッチしてしまえば風呂場かトイレ以外での射精は不可能なほどに増量いていた。この体がどうなれと、幾度自分に誓約ったのか、もはや彼女自身知る者はない。
あ……また、チンポでっかく……❤
彼女はもうオナニー欲に逆らう事ができない、ちんぽの血管がそのまま脳髄に刺さっているんじゃないかと思うほど、自分のちんぽに勝てないクソマラ女になっていた。今もこうして、会議後の疲れマラを、想い人の写真で慰めようとして止められなくなっている。普段は強い自制心で抑え込んでいる性欲が、八意永琳の写真一枚で瓦解していた。普段の無口で怜悧な印象の稀神サグメ像からは想像もつかない。きりりと整っていた顔も、表情筋はだらしなく弛緩して、とろんと欲情に溶けた目、伸びた鼻の下、締りのない口を晒している。
勃起したペニスはひらひらと扇情的なワンピーススカートを押し上げてしまい、慌ててそれを隠そうとして腹の上に逃したがそれでも肥大が収まらず、揺れる巨乳の間に突き刺さってセルフパイズリになっている。ワンピースの上から巨根のシルエットが盛り上がって丸見え、慌ててジャケットの前を閉じて会議の資料で胸元を隠したがそれでごまかせるのも限界がある。早くザーメン栓をヌき取って解消しないと、ジャケットのボタンも弾けて取り返しのつかないことになる。
義堂の付属公衆便所の個室に入り洋式便器の上げた蓋の裏に今日の会議の資料……八意永琳の写真のあるページを立てかけ、自分はスカートをズリあげてガニ股になって両手でペニスを掴み上げた;まるで相手の首を締めるみたいな具合で、両手の親指と人差し指の深い股が雁首にひっかかる様に。
ぶらん、と垂れ下がったのは、使いすぎて垂れ下がったラヴィア肉、自慰中毒のサグメはここに数え切れないほどのピアスをぶら下げている。これを引っ張ったまま床に立てたディルドの上で腰を振り回すのは……もう飽きていた。今は自分のペニスに夢中なのだ。
ピアスまみれでガチャ〳〵とやかましい垂れマン肉を覆い隠すように更に垂れ下がる肉質は、陰嚢だった。平均的な成人男性とは比較にならない巨大な睾丸、かぼちゃでもぶら下げているかのよう。これも平常時には小さくすぼんでいるのに、ペニスと一緒に肥大化するように、進化していた。それだけではない、発情をキメたサグメの体は更に変化している。
ぶつんっ
あぁんっ、またボタンが取れてしまったわ……❤発情したら、胸まで膨らむ体になってしまって、私はもう、ただのスケベ生物になってしまったのだな……❤❤❤
見ている者が誰もいない―いや、今の彼女にとっては、八意永琳の写真がオーディエンスかもしれない―のに、くね〳〵とシナをつけて腰を動かしながら、独りごちる。
彼女が言うのは、間に巨根を挟む事になった胸には、巨大な肉毬が3つ押し込められていることになったことだった。ワンピースの上から着ていたブラウスのボタンが弾け飛んだのだ。ジャケットの内側に押し込められていた乳房は下品なほどに膨らんでいて、この巨乳を収めるためにブラウスは伸縮性のある生地でできていた。これが幸か不幸か、ブラウスの上からは彼女の乳輪の形と、乳首の長い有様が浮き上がっている。
琳さまが、私のドスケベボディを見てくださっている……❤使いみちがないほどデカくなったちんぽ、無駄な射精量、アホみたいなサイズの乳、吹き出すミルク、二秒に一回発情する脳……❤❤❤私はもう、月都を救うために尽力することはできません。あなたを想いながら、アクメをキメることしかできない、チンポ女になりました❤❤❤
想像の中の想い人、写真にだけ写った相手になら、どんな妄想言を吐き叩きつけても、大丈夫。興奮して絶頂するのも自分だけ。既に真っ白い精液でカバーされて見えなくなった八意永琳の写真を、乱暴で手で拭う。紙が傷んで表面が破れたりふやけて曲がったりしているがお構いなし。実際に写真に映し出された八意永琳の映像で興奮しているわけではないのだ。
彼女はもう、「八意永琳でオナニーする」というシチュエーション自体でオナニーできるところまで、性的に落ちぶれているのだ。「目の前に八意永琳の写真がある」という事実があり、自分の右手の中に勃起したヨダレペニスが収まっているのなら、稀神サグメは、射精アクメできるのだ。
……はあっ、はあっ、ううっ❤❤❤みて、見てください❤あなたの写真で見ヌきする私のこと、その冷たい目で見てくださいっっっ❤❤❤こ、こんな、誰が来るかわからない公衆便所の個室でオナニー開始してしまう……❤いや、一発❤一発だけだから……❤一発ヌいたら、部屋に戻って仕事するから……❤キンタマ上がってきてる、精子製造量過多のキンタマが、ザーメン廃棄の機会だってわかってせり上がってる❤❤許してください、琳さま、ちんぽ許して……❤❤
一発で済もうが済むまいが、この口には関係ない;ただひたすら淫らな台詞を叫び散らして自分を煽って、嘘でも本当でも自分が高ぶる言葉を自分に向けて並び立てて好きなだけアクメして、気が済むまでザーメンを吐き出す快感に、溺れ続けられる。そう、オナニーならば。
んほぉぉっ❤でる、もう射精るわよ……ッ!会議前に二回射精したあとの、イキグセ疲れマラ、セルフ手コキでみこすり半よぉっ❤はあっ、琳さま、琳さま琳さま琳さま琳さまっっっっっ!琳さまのお姿に、私、またくっさいザー汁ぶちまけますっ……ンぐっ❤せり上がってきた、まだ午前中だっていうのに今日三発目のザー汁、キンタマからせり上がってきましたっ❤琳さまのお写真を妊娠させるつもりの無駄撃ちザーメン、ほら、ほらっほらもう噴き出すっっ❤三発目射精るっ❤ふーっ、ふーっっっ❤来た、せり上がって、ちんぽ管、ズル〳〵音立ててる❤ねばつきザーメン、精子管の中でひっかかって溜まってるっ❤早く出なさいっ、後が、後の精虫がもう、つっかえてるのよっ❤写真の上でありもしない卵子を探してビチ〳〵はね回る量産精子、無駄死にさせるのよっ❤わかってるのに、オナニーじゃ精子無駄撃ちってわかってるのに止められないっ❤オナニーしゅき、しゅき、しゅきしゅきしゅき琳さまでオナニーしゅきぃっっっっっ❤っ❤❤❤❤
どばっ、どぼぼっっ、びちゃっっびちゃっっ
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ぶらん、と垂れ下がったのは、使いすぎて垂れ下がったラヴィア肉、自慰中毒のサグメはここに数え切れないほどのピアスをぶら下げている。これを引っ張ったまま床に立てたディルドの上で腰を振り回すのは……もう飽きていた。今は自分のペニスに夢中なのだ。
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どばっ、どぼぼっっ、びちゃっっびちゃっっ
八意永琳の写真が立て掛けてある便座蓋に向かって、中途半端に振ったビールを開封するみたいに先端から弧を描いて飛んでいる。勢いは強いのだがそれ以上に量が夥しいせいで、それは射精というよりは〝穴から勢いよく溢れ出した〟と形容するほうがいいだろう。数発の拍動、脈打つたびに手程もある巨根の先端の、口程もあるチンポ穴から吹き出し溢れる精液は、ガニ股でチンズリに耽る、片翼のオナブタの手を汚し、便座の足元に臭い水たまりを作り上げる。ほこ〳〵とチンポ臭を漂わせる白濁水飛沫の向こうに、八意永琳の写真を印刷した資料の紙片が、べったりと貼り付いていた。
ぶびちょっっ、ぶぼっ、ぶびゅっっ
中腰ガニ股で個室の扉に背中を預ける形で、腰とチンポを前に突き出すポーズ。先端が八意永琳のふやけた写真に触れるか触れないかというところで、両手の鬼シゴキが続いている。巨根を便器蓋の裏に向けてそそり勃たせながら、両手でそのペニスをこすり回し、そしてまた大量の精液をぶちまけた。今度こそ八意永琳の写真は、真っ白い液体にゼリー状にカバーされて何も見えなくなった。だというのに。
もう一回、だけ……もうっかいだけせーし、だすぅ……❤
〝八意永琳を数にオナニーしている〟という事実を脳裏に設置するだけで、腕ほどのペニスを屹立させ、垂れ下がるキンタマと乳袋、を顕にしてしまう恥ずかしい体を、今のサグメは恥ずかしくも思っていなかった。むしろ、快感をくれる素敵な体だと。スケベボディビルディングに成功してしまった淫猥モンスターの姿を、もしほかの誰かが見たとして、この姿に欲情できるものは……いないだろう。
まさしくオナニー用の体に、出来上がっていた。他人と言葉を交わすことがリスクである彼女にとっての、一つの境地だろう。
ちんぽオナニー……しゅきぃ……❤
ずる、ずる、と、背を扉に預けたまま床に崩れ落ちていく、ちんちんモンスターと化した稀神サグメ。満足するまで射精した体は彼女を赦したようだ、ペニスはぱんつ(男物だが)に収まるサイズにまで縮まり、胸も常識的な膨らみに収まっている。あたりに撒き散らされた精液はそのまま、まるでトイレの個室で男にレイプされた女のような絵面になっている。
だがレイプ会場としてはただ一つ違和感を感じさせるのが、便座の蓋に貼り付いて、床に崩れ落ちているサグメを冷たい目で見下ろし続ける、八意永琳の写真だった。
琳さま、あなたが悪いのです。あなたが、姫を追いかけて……私を捨てて……
八意永琳の写真が立て掛けてある便座蓋に向かって、中途半端に振ったビールを開封するみたいに先端から弧を描いて飛んでいる。勢いは強いのだがそれ以上に量が夥しいせいで、それは射精というよりは〝穴から勢いよく溢れ出した〟と形容するほうがいいだろう。数発の拍動、脈打つたびに手程もある巨根の先端の、口程もあるチンポ穴から吹き出し溢れる精液は、ガニ股でチンズリに耽る、片翼のオナブタの手を汚し、便座の足元に臭い水たまりを作り上げる。ほこ〳〵とチンポ臭を漂わせる白濁水飛沫の向こうに、八意永琳の写真を印刷した資料の紙片が、べったりと貼り付いていた。
ぶびちょっっ、ぶぼっ、ぶびゅっっ
中腰ガニ股で個室の扉に背中を預ける形で、腰とチンポを前に突き出すポーズ。先端が八意永琳のふやけた写真に触れるか触れないかというところで、両手の鬼シゴキが続いている。巨根を便器蓋の裏に向けてそそり勃たせながら、両手でそのペニスをこすり回し、そしてまた大量の精液をぶちまけた。今度こそ八意永琳の写真は、真っ白い液体にゼリー状にカバーされて何も見えなくなった。だというのに。
もう一回、だけ……もうっかいだけせーし、だすぅ……❤
〝八意永琳を数にオナニーしている〟という事実を脳裏に設置するだけで、腕ほどのペニスを屹立させ、垂れ下がるキンタマと乳袋、を顕にしてしまう恥ずかしい体を、今のサグメは恥ずかしくも思っていなかった。むしろ、快感をくれる素敵な体だと。スケベボディビルディングに成功してしまった淫猥モンスターの姿を、もしほかの誰かが見たとして、この姿に欲情できるものは……いないだろう。
まさしくオナニー用の体に、出来上がっていた。他人と言葉を交わすことがリスクである彼女にとっての、一つの境地だろう。
ちんぽオナニー……しゅきぃ……❤
ずる、ずる、と、背を扉に預けたまま床に崩れ落ちていく、ちんちんモンスターと化した稀神サグメ。満足するまで射精した体は彼女を赦したようだ、ペニスはぱんつ(男物だが)に収まるサイズにまで縮まり、胸も常識的な膨らみに収まっている。あたりに撒き散らされた精液はそのまま、まるでトイレの個室で男にレイプされた女のような絵面になっている。
だがレイプ会場としてはただ一つ違和感を感じさせるのが、便座の蓋に貼り付いて、床に崩れ落ちているサグメを冷たい目で見下ろし続ける、八意永琳の写真だった。
琳さま、あなたが悪いのです。あなたが、姫を追いかけて……私を捨てて……
墨染めに濡れる宵闇;粗暴に漆を塗り重ね、斑々と黒の垂れ込めたる空には細々とした螺鈿が心許なげに貼り付き、ちりゝと震えながら闇に飲まれるのを恐れている。真ン中にはぽっかりと白い虚空が浮かび上がり揺れ、その周辺には焼け焦げた羊皮のような焦燥が広がっている。破られた空の穴がじり〳〵と削り出すように押し広げられている;それはまるで虫食いじみていた。空は、逃げたくても磔にされていて、その白い炎による焼殺から、彼らは逃げ出すことができない。
お天道様が見ていない黒夜の時間、それでも世界が墨汁の粘度で窒息死せずにいられるのは、宵闇を白焼する光とそれにやっとのことで追い縋る火の粉の尽力のお蔭だ。だが人々は知らない;あのぽっかりと世界が虫食われたような白い穴には空間が備わりそこには、人の與り知らぬ類の生き物が住み着いていることを。それは人間の歴史よりも幾許か長く、しかし〝幾許〟たる刹那さえ人の身には超智に長いつまり、その歴史には大きな隔たりがあった。人はまだ、夜と月の関係を、余十月の半径を、知らない。
月白の炎が宵闇を焦がして灰燼を降らす夜半、ここにもさめ〳〵とした月影が突き刺さり夜にも関わらず行き場を失った闇が這いずって物陰を逃げ回っている。
ここは霧深い時計塔の街ではない、ギルドの塔が目を光らせる城塞都市でもない、石畳も六角の屋根も時計塔も薔薇の園もない。月影熾火が鈍幽かに過ぎ去る暗い小径、シルエットだけならばそうと言える光景が見えた。彼は追い詰められたわけではない、ここは袋小路でもなんでもないのだから。彼は彼女に恋をしたわけではない、彼に色恋はまだ早すぎるのだから。彼は彼女に襲われたわけではない、彼は、それでも彼女に自らすすんで、体を差し出したのだから。月影熾火が鈍幽かに過ぎ去る暗い小径、その二人の年の頃が仮に妙齢麗やかなほどにも見えるなら、そのシルエットもまた仄暗い水面下の情事と片が付き明日の三面記事にだってなりはしないだろう。だが壁に押し付けられた若い肉体のその衰えたるややや悲愴、押し付ける腕の幼さたるや不釣り合いに幼い。剰えこの光景は多分に危うい:つまり女が男に壁に抑え込まれ女も首を振りつつ暗に受け入れ口吻を交わし女の首筋へ胸元へと男の唇が下りゆくのではなく、壁に押さえつけられているのは老年の男性の方だった;彼は記憶の彼方に置き去られた、初めて味わう強烈な絶頂をまさに再生した悦楽に脳の髄まで冒されて、体を跳ねさせ震えさせていたのだ。やせ細り棒のようになった足ががく〳〵と震えている。
初めてオーガズムを覚えた少年の頃に若返る、ことも叶わぬみすぼらしい翁の首筋には少女の口付け;地面にぱた、〳〵としずくを落とすのは精液……ではなく、赤い水の滴りだった。遠い記憶に遡る法悦に脳髄を焼かれながら、快楽の内に失血して、少年は事切れる。首の太い血管を裂かれたにしてはしかし、地面を濡らす血の量は些か少な過ぎるように見受けられた。夢見心地のまま絶命した老人の幸福感に満ち満ちた表情の、その唇に一つ、慈愛か憐憫のどちらかにも見える接吻を呉れる。彼の亡骸の頭を左右から抱擁する幼い少女、口元から胸元をべっとりと赤い色で濡らしている;蓋し地面を濡らさなかった血潮は、この中に流れ込んだに違いない。彼女の纏う装飾過多な白いドレスは、アバンギャルドな赤い模様に染め上がっていた。
少女は、老人の亡骸を地面に打ち捨てる;そして宵闇を焼く白い球炎を見上げるように立ち両手を広げ、血にまみれた口と胸元を明かす。刹那、生きた草を無数に引きちぎるような生々しい音が響くと同時に紅白滲むドレスの締め上げた腰回りが突き出されるように破れ、その下から黒い骨ばった何かが現れた。それはドレス同様に血に濡れた滴りをまとっている、ぽた〳〵と滴っているが先の男の血潮に比べると不自然なほどに粘ついており塊じみている、赤く細い網目を走らせた薄いものをぶら下げたりもしている;そうだこれはただの血ではない、喩えるならまるで、羊膜。
黒い骨ばった枝状のものは、上下に細かく震えて半透明の赤い膜を振り落とすように脱ぎ去った。びちゃり、と粘ついた音を立ててそれは地面に落ち、彼の亡骸のそばに広がる血痕よりも圧倒的に大きなグロテスクを見せている。一方のそれを脱ぎ捨てた骨枝は、月の光に照らし出されて悠然と輝きを放っている;折りたたまれたそれが広がると、彼女が月に向けて伸ばす腕よりその数倍にもなる長さに及んでいた。主幹の枝から放射状に三本の細い枝が伸びており、枝と枝の間には脱ぎ落とした膜よりも丈夫そうな被膜が張られている。これは、蝙蝠の羽だ;それも尋常な大きさではないし何より、それは少女の腰骨辺りから生えている、異容。広げた翼の広さと、まるで幼女でしかない小さな体躯から押し寄せる圧倒的な威圧感。にも拘らず、その蝙蝠翼はどこか、覚束なく心細い。枝腕の細いせいか、張った飛膜の薄いせいか、血管の浮くせいか、月に照らされるだけの物憂げな光景のせいか。
その翼をひとつ、ふたつと振り絞るが如く大きく羽ばたかせた後、月に吠えるように広げた腕を収めるのとまるでシンクロするように、大きな翼を折りたたんだ。その大きさが、重たげに、見える。そして彼女は打ち捨てた亡骸の方を見た;彼にまだ視界があるのなら、彼女の姿はちょうど月の炎を、まるで後輪のように背負っているように見えただろう、連れて行ってくれる、何者かの姿にさえ見えたかもしれない:しかしそれは叶わない。彼はすでに事切れているし、それに、彼の体はまるで燃え尽きた炭の様に細かな粒に砕けて、風に流されて消えていたからだ。
少年の夢を見せても、及ばぬか
それでもそこにまだ彼がいるかのように、彼女は視線を送る。口元に細い手指を添えると、ルージュを引いたように鮮やいだ唇が歪んで開いた。人間のものとは思えない、長い犬歯が覗いている。その表情は妖しげ、だが、どこか不満足そうでもあった。舌打ちでもしそうに歯噛み、目を細めて顰める。
足りないな、枯れかけでは……
女の細腕から繰り出されるとは到底思えない破壊力。大砲の弾を横から触れるが如き手技でそれを受け流し軌道を逸らせ直撃こそ免れたレミリア・スカーレットだが、拳撃の纏う衝撃は直接に触れない範囲にまで及んでいるらしい、その拳をいなしたレミリアの腕もまた弾かれバランスを崩したように伸び上がる。壁を背にしていた彼女は逸れた衝撃が横を通るのを流し見、次いで背後の荒ら屋の壁が吹き飛んだのを聞いた。拳一つで建造物を瓦解させる、人間の手腕ではない。
人の蜜月を覗き見しておいて挙げ句の果てに殺しにかかってくるとは、暇と命を持て余した人種らしい高尚な趣味じゃあないか
放置されて久しい木造の廃屋とは言え、建造物を一撃で吹き飛ばした威力は本物だ。それを放った人型のシルエットは、吸血姫と同様に大きく〝背負ったもの〟を羽ばたかせる。その羽の姿は異形、彼女の妹の羽をそう呼ぶ者は確かにあるが、この女のそれの異質さは、一層趣向が異なった。
匂うぞ、お前。この匂いは―いい趣味じゃあないか、本当に。やるというのなら、いいだろう
突然殴りかかられて黙っているような、可愛いだけの夜族では、彼女はない;売られた喧嘩を一等高く買うのは、たとい高貴な血族であっても礼儀か良識かあるいは美徳に違いなかった。売られた喧嘩の理由などは、相手の言葉ではなく体から引きずり出す。
レミリア・スカーレットの姿が突然かき消える。たん、たん、と軽快な音だけが月影が削る闇の中を駆けて、そして
お囃子のない舞踏会など御免被る、と言いたいところだが。獲れ高がなさ過ぎて、少々虫の居所が悪い;運が良かったな、一夜限りだが付き合ってやる。尤も
女の背後にまるで最初からそこにいたかのような振る舞いで現れるレミリア嬢。「お前に残されている夜はこれが最後になるがな」先程老人を吸い尽くしたときには幼さと高貴に妖艶を注入したコケティッシュなドレスを纏っていたというのに、今現れた彼女の姿は……まるで高級な人形を性玩具に組み替えたような好事なロリータだった。ひけらかされた肌は月光に照らされて白く光を散らし、赤い唇はぷっくりと果物のように瑞々しく赤い。大きくまんまるの目はよく動いてニンフェットの妖しさを強調している、しかし。
今の彼女は性的な下品さも兼ね備えていた。薄い胸元を飾るブラジャーは、フリルをあしらった、枠しかない;乳房を覆い隠すはずの布地はなく、飾り立てた紐の中に赤い乳首が露出していた。その上からかかる透けるキャミソール。そして布地の小さなショーツは幼い割れ目の上端をすでに覗かせている:陰毛は生えていなかったが、余りにも狭い布面積は、淫裂が覗き出るのをあえて見せているようでもある。小さく引き締まった尻の間に紐が食い込んでいて、何も履いていないのと同じかそれ以上に下品だった。
話が早いですね、女も応じる。灼熱した火箸の様に長く伸び赤く燃えた爪を立て、淫猥姿に化けたレミリア・スカーレットはジャケットを着た有翼女に向けて、撫で斬る様にそれを振る。まるで空中に板ガラスを落としたかのように、爪先から飛沫を散らした赤い滴は、怪我をしている訳でもない吸血鬼の手先から飛び散る血飛沫に見えた。それは空中に張った透明境界面へ赤く円く飛沫痕を描く;その飛沫の一つ一つが円周方向に寄り中空を為していく、ワイプして残る様に複雑で繊細な文様を浮かび上がらせ出来上がった赤い円は全て魔法円を描いた。指先から血礫を飛び散らせてから大小無数の魔法円を空中に生成するのに瞬き一つの時間もない。挨拶代わりに拳撃を浴びせかけてきた白いジャケットの女に向かってぞろりと一気に面展開した無数の血の魔法円は、その面から赤い蝙蝠のような飛翔体を成した。
ニンゲンにほだされて、まさか若い男を食うのを遠慮しているのですか?こんな枯れた老人を選ぶなんて。でも、人を食う妖怪に違いはありません;退治されても、文句は言えませんよね?
なんだ、月の民は地上で警察でも始めるつもりか?
蝙蝠は、吸血姫の分身であり、広義にはこの場で錬成された魔法生物であった;目標に向かって飛び、噛みつき、呪液を流し込むあるいは傍で爆ぜて瘴毒に当てる。女はひらりと飛び上がりその射線を切るが、蝙蝠型魔法生物は目と鼻と耳を持ち超音波のソナーを備える攻撃型ドローンだ。
女の飛翔は見かけによらずに高速で、その特徴的な白い片翼が羽ばたき蝙蝠弾を回避しきれると思われたが、レミリアが月に向かって大きく口を開き牙を剥きまるで何か叫ぶような仕草を見せる、だがニンゲンの耳には何も聞こえなかった。それは、蝙蝠弾に向けた通信;ニンゲンの可聴域を超えた音域でのブロードキャストだった。それにそれはただの通信ではない;レミリアの司令を受けた蝙蝠弾は突如速度を増強され、逃げ切ると思われた対象を再び捉え直した。レミリアは両手の人差し指と親指を合わせて作った窓から、その交戦区域を覗いている。ただ見ているのではない、その窓から覗きながら複数の蝙蝠を同時に画像認識誘導させているのだ。
小賢しいですね。ですが、買って頂けて好都合ですわ
蝙蝠弾は女の周囲の空間を飛び回り、その軌跡に沿って空間の断裂を敷設していく。女はその蝙蝠の攻撃を紙一重で避け続ける。ひら〳〵揺らめくスカートと、ジャケットは回避に間に合わずに裂けて破れて剥げていくが、女は気にすることなく落ち着き払って蝙蝠の弾道を見ている。そして、動きを見極めた一匹づつを、ゆっくりと着実に、拳で叩き潰して壊していった。
強大な力を持ちながら、その力を何かに具現するのではなく、単純に腕力に乗せるか。風見のような奴だな
その名もここに来てはよく耳にします。光栄、と答えるのが大人の回答なのでしょうが、地べたの土臭い妖怪と一括にされても嬉しくもなんともありませんね
そう言いながら最後の一匹、蝙蝠をぶち潰し終えた女は、にい、と真っ赤な口元を歪めて、ずたずたに破れたジャケットを脱ぎ捨てた。ジャケットの下には体の輪郭ピッチリと密着するワンピース、垂れるほどの巨大な乳房がジャケットに押さえつけられていた。解放され現れた乳袋の形に合わせて密着するように伸縮したワンピース生地の先端には、目を疑うほど大きな乳輪と乳首の形が浮いている。元から扇情的にひらひらと揺れていたスカートは、蝙蝠に噛みちぎられて更に短く下品な布地に成り下がっていた、そしてまるで紐のようなパンツが、ぼろスカートの下に見えている。蝙蝠を全て撃墜したのを笑いながら見ているレミリアに、女は舌を舐めずってみせ、自分の巨乳肉を挟むように持ち上げる。
空に舞うアシンメトリの四肢。網タイツの太ももからハイヒールの足先までをスラリと伸ばした姿が、姿の見えないレミリアを、見た。
紅魔卿、お忍びで人の世に出て男漁りとは紅魔館も随分と人手不足のようで。それとも人間牧場は経営不振ですか?
たん、たん、と軽快な音だけが月影が削る闇の中を駆けて、そして、その音は蝙蝠弾を追い越し、網タイツ巨乳痴女をも追い越していく。空気が掠れ風がなびき音が擦れるように、わずかにばかり薄っすらとひらめく姿。たん、たん、と軽快な音は、地面だけではなく空中にさえ響いている。まるで見えない階段を見えない何者かがステップしているように。そして、蝙蝠弾と挟撃するように、露出下着姿のレミリア・スカーレットが、長い爪を舐上げて現れた。口の端から覗く吸血牙、しかし今はそれよりも、淫裂がズリ出たショーツとその上の突起に揺れるピアス、最初から乳首を隠す気のない紐ブラという威容に目が行く。
自分の畑で食事を摂って何が悪いか?月じゃあどうだか知らんがね、幻想郷じゃあ人に恐怖を与えるのは、我々の義務なのさ。外野は黙っていてくれ給え。こんなところまでのこ〳〵と大層暇なことだな。幻術が破られた腹いせに、越境までして居領地荒らしとは。サグメ、と言ったか?
レミリアも、それに相手の女も、自分の、それに相手の威容な姿に疑問を抱かない。当然の、この場に相応しい姿だと、考え見做している。
それこそ外野は黙っていてもいましょうか。私は放った矢を拾いに来ただけです歴史を忘れたのならまだ諭しようもありますが、知らないとなっては救いようがない。あなたも少し学んではいかがです;寺子屋に通うには……相応しい見た目ではありませんか。
痴女じみた二人がお互いを品性下劣と思わないことは、正しい。レミリアは吸血で補給し足りなかった生気を突然現れた上等な獲物から獲得しようと思っていたし、この女もまた夜に遊ぶ妖怪相手なら、持て余し制御のきかない性欲にまかせて腕尽くで股を割り気が済むまで蹂躙してヤり捨てても良いのだと、考えていたからだ。お互いの利害は一致していた、ある観点を除いて:それは、相手が抵抗する意志を見せており無抵抗な獲物であろうと思っていないことだった。ならば、この二者の間に起こることは。サグメは地上に降り、顎を上げレミリアを見下すような視線をくれる。
放った矢などと、たかが玉兎一羽に随分と必死;そんなに口実が必要か
何事にも理由か口実はつきもの、その両者に差などありません。
なんの口実か、口からはは聞かないことにしてやろう……体に聞いてやる
鋭いだ爪を伸ばして両手を左右に振り下ろすと、血飛沫が撒き散らされておびただしい数の魔法円が出来上がる、それは次々に新たな蝙蝠を生み出していった。再び高速移動でサグメへの距離を詰める、今度はホーミング弾に任せたりするつもりはないようだった。掻き消えた姿、低く潜った導線でサグメの懐に滑り込んだ。爪でひっかくような動作、その軌跡にそって赤い線が空中に残る。空間の断裂が僅かな時間だが滞留を見せた。爪が直接触れることがなくとも、この赤い軌跡に触れたものはそのとおりに断裂し、もとには戻らない。とひと薙、ふた薙、レミリア・スカーレットは左右の手で爪斬を、浴びせ続ける。サグメがそれを回避すると、その延長線上の地面が、射線上にある建造物が、岩が、木が、豆腐のように切り裂かれていく。紙一重で身躱すと切れ端がサグメの髪端を散らし、ワンピースの布地を切り裂いた。
見た目に似合わずすばしっこい。だが、そのスケベな躰を、剥いてやるぞ。そら、そらっ!
ふん、カッターを振り回す中二病の滑稽ですこと。捜し物のついでに、いいものを見つけたわ
前のめりに距離を詰め爪撃を重ねるレミリア。容赦なく首を狙って飛水に薙ぐ、体を反らせてそれを回避したサグメに更に押し寄り、足元を掬う。だがトン、と跳躍してそれをかわし、サグメはスカートから覗く長い足で回し蹴りを浴びせる。その下を潜ったレミリアは、ニイと口を歪めてスライディングのように足先から密接距離に入り込む。後ろに飛び退いて距離を保とうとしたサグメだったが、レミリアは制御の難しい極低空飛翔でスライディングの滑空距離を伸ばし、エンゲージを維持した。それどころか、足元が絡む。
!
味わわせてもらおうか
距離を嫌ったサグメが、低いレミリアの体勢に向かって低い位置を薙ぎ払うようなフックを振る。だがそのわずかに上を通り抜けたレミリアの脚、そしてそのまま躰が、サグメの足元にするりと滑り込んだ。勢いを残したまま、スライディングのために倒した躰で、上に向けて爪刃を振る。
くっ……!
迎撃に失敗しガードの内側に潜られたサグメに空間の断裂が襲いかかる。防ぐ手段のないサグメのワンピースが大きく裂けて巨乳が躍り出た。跳ねるように上下に踊る乳肉、長い乳首が存在感を見せた。
ククッ
レミリアの攻勢は止まらない、剥いた上半身に飽き足らずレミリアの脚はサグメの足の間に潜り込み、そのまま、とん、と進行方向を切り替える。逆立ちするような姿勢でYの字に上昇すると、薄く小さな布地だけを貼り付けたレミリアの股間の中央部が、サグメの同じ場所に噛み合う。
いくぞ?
ほう
そら、そらそらそらぁっ❤
上空へベクトルを刺したまま飛翔を続けると、サグメの躰が浮き上がった。片翼ではバランスを取ろうとするが遅い、彼女自身の飛翔は発生が間に合わずレミリアの飛翔にされるがままに貝合せを強いられるサグメ。
半裸の幼女が翼を羽ばたかせて陰部を敵の淫裂に押し付ける。それどころか空へ押し上げ飛び上がりながら、幼く細い腰を淫猥にくねらせて淫裂同士の密着に激しい摩擦を加えていた。
くっ、これは……
どうだ。貴き神霊殿はこんな風に責められたことがないか?このまま一発イかせてやる❤
くち、くちくちくちっっ❤
空に打ち上がりながら、振動解合わせでお互いの淫裂を口づけ合う。レミリアには余裕があり、一方のサグメには焦りの……喘ぎの色が見え隠れしていた。
そらそらそらそらそらァァァッ!!まずは軽く一発キメてみろ、そのままつれてってやる!❤
ぐちょ、ぐちゅぐちゅぐちゅ、にちゅっっ、くちくちくちくちっっぶぼっっっ……❤
貝合わせる淫唇はレミリアの高推進で無理矢理に強靱に舐め合っている、淫魔を演じるレミリアは腰を振るわせて責め手を緩めない。深く噛み合う溶けラヴィア、快楽を与えて堕とそうとするレミリアからも、快感を受けるサグメからも、多量の愛液が滲み出して二人の下半身キスにヌメリと熱を注ぎ込む。
レミリアノ責めに、サグメの体も答え始めた。押しつけるのは責めのレミリアのい役目、だがサグメの方もしっかりと腰をくねらせ、レミリアのマンズリリズムにしっかり応じ愛液の量を増やしながらホグれたマン肉でレミリアのロリスジ摩擦を受け止める。レミリアに完全に操作された飛翔の勢いの元では、レミリアの攻勢は明らかだった。腰を揺らす度に多量の愛液が溢れ、空中戦の火花の様に淫密の飛沫がまき散らされる。
売った喧嘩でそのザマか?マンコが喜んでいるのが伝わってきているぞ!?
激しい空中戦に、言い訳ばかりに股間を隠していた布地は早々にズレ、破れ、取れ去っている。服と呼ぶには疑わしい。破れた布から見える裸肉は敵を性として貪る欲望に飢え加熱している。高速で飛翔しながら淫唇を押しつけ互いの快感を押しつけ合う。びりっ、びりっ、と強制的に叩き込まれる淫裂快感が電流をなし、サグメの股間から脳天に突き抜ける。ぐちゅん、びちゅっ、拗じ開けられた膣口にはまだ余裕のありそうなレミリアのマンスジ。ぬら〳〵と淫液を交えての攻防。イった方が負け、イかされた方は更に貪られ連続アクメに沈められ敗北と無惨アクメの屈辱に沈むことになる、それが命の危機にも直結しかねない。
調子に乗る!
転身、防戦一方のサグメが体を強くひねり、レミリアの空中攻めから逃れようとする。飛翔の慣性で強く押しつけられたまま膠着している体軸を引き剥がそうとするが、レミリアは脚を絡めてそれを阻止する。振り払おうとすると組んず解れつ、二人は胸を合わせて正対することになった。見た目ばかり幼いレミリアの小さく細い手、左の手はサグメの首を掴み締め付けている、同時に右手は爆乳の先で頭をもたげる乳首に指を埋め握り潰している。膝頭が、サグメの陰部を押し上げていた。
逃がさんよ。もうイキそうか?
小、癪……っ
サグメもやられてばかりではない、膝按摩で湧き出す淫汁を絞り出され乳首に快感火種をねじ込まれながら、彼女もレミリアの無毛陰部に指を潜り込ませ濡れ熟れた幼肉の隙間に、快楽の技術を押し入れていく。
先の貝合わせで分かち合った肉スジもまた、べっとりと粘度の高い液体に溢れていて、幼い見た目に関わらずそこはサグメの指を歓迎して受け入れようとする。だが、そこで、きゅ、と締め上がったのは、容易に気を緩めたりしないというレミリアの戦闘自制心故だろう、事実、このような熱い蜜壷にキツく締め上げられれば、並の男であれば一撃で絶頂を迎えただろう。一方、サグメの片腕はレミリア同様相手の首をつかんでいる、これはサグメにとっては吸血鬼最大の攻撃を防ぐものだったかも知れない。
爪斬撃を放ちサグメの肉体を傷つけようとする一方で、隙あらば性感攻めを加えんと、相手の性的に豊満すぎるその肉体を狙うレミリア。同じ様に拳と蹴りのインファイトでレミリアに打撃を加えつつ、幼い見た目にに淫猥さを潜めた蠱惑の体躯を獲ようとするサグメ。
レミリアが薙いだ爪を躱し潜り込んだ腕で、乳首の顕になった幼い胸に掌底を加える、衝撃を軽減させんと急激な逆推進でスウェイバックすると、その推進力をスイングバイの様に転化して、小柄な体を生かし径を小さく抑えた高速ループで転換する。エルロンロールでサグメの、むっちりと肉を乗せた太ももと尻それに体躯の左右にはみ出すほどの乳が覗く背後に張り付くレミリア。サグメが振り返るよりも早くその背中に取り付いて、乳房を掴んだ。膨らんだ乳首を指で絞り、意識がそちらに移動したのを見抜いた刹那、逆の手を濡れた淫唇に差し入れる。
くっ❤こ、この
陰毛を掻き分けて下がるレミリアの指が、裂部に至る前に淫核に触れた。サグメの腰が引け、攻め抜けると見込んだレミリアは一気に押し込む。
ちょこまか、とっ!
乳首を攻めてくる手首を掴み、パワーにモノを言わせてレミリアごと体を捻り回し、遠心力で軸を崩す;投げ。その瞬間、ずりゅ、と淫裂に届いていたレミリアの指がサグメのクリトリスを強く擦る。
んっおっ❤く、クリにっ、くそぉっ❤
投げられたレミリアの指が、サグメの股から糸を引いて離れる。
サグメもヤられてばかりではない、投げたレミリアの投擲軌道を自ら追いかけ、追い抜き、その背後から待ち構える形で逆ベクトルに膝蹴りを加える。サグメの膝がレミリアの背中に滑り込み、小さく細い体が弓なりに反った。
ぐふっっ!
ヤってくれましたね
背中からの強烈な打撃に体制を取り戻すレスポンスが遅れたレミリアは、サグメの反撃を受け入れてしまう。膝の上に横たわる形になったレミリアの両足を掴み、股を裂くように逆様に持ち上げたと思うと、無理矢理に開かせた股間の中央でホグレた淫裂に口をつけた。サグメの、〝可能性〟を示すように二股に割れた舌が、レミリアの膣と、それに尿道に侵入する。
ふォっっ!?そ、そこはっ、やめ……んぉぉっっっ、おしっこの、穴っっ❤
ずるっ、ずるっ、ヌメりの強い水音が聞こえる。宙吊りに固定されたレミリアは、サグメの二点クンニでふたつの穴を同時に責め立てられていた。体格差のせいで腕は有効な攻撃先を照準できない。爪を伸ばして腹に斬撃を叩き込もうとすると、膣奥あるいは尿道をざらついた二股舌で擦り上げられて力が抜ける。
んヲっ❤そんなところを、っっ❤くっ、させる、かぁっ
レミリアの尾が、蠍の針のように変化してサグメの脇に回り込み刺突を狙う。見た目通りそれは毒を持った尾撃だっただろうが、サグメは未練なくレミリアの体を放り投げて針を避けた。
ばんっ!と夜の空中に炸裂音が響き何かが衝突するような衝撃が弾けた後、再び距離を保ち着地する両者。ここは博麗神社と守矢神社の共同祭祀祠だ。山を望むように石畳が伸び、そのまま山の中腹にある祠まで続く参道の間には、幾つかの石段群がある。レミリアは硬い石畳に、サグメは石段を経て一段高い場所に立ち、互いに紅潮した顔と上がった呼吸で、獲物の顔を見る。
生意気な顔ですね、絶頂に崩れる無様を想像すると
すましたその面がアクメ豚面になるのを考えると
「「徹底的にイかせてやりたくなる❤」」性行為への期待、相手の体を責める興奮、それに相手から与えられてしまう快感に、サグメは口角を吊り、レミリアは舌をなめずる。性欲と闘争心が同時に入り乱れて相手を求めていた。
流石は、高名な紅魔卿。ですが、その内なる淫魔性を御しきれるか、試させていただきます
ふん、いまさら、なんだと
石段を登った上の踊り場で、サグメがその圧倒的な肉体を見せつけ晒すように仁王立ちし、悠然とそのアシンメトリな大片翼を広げてみせる。
小柄でロリータ体型のレミリア・スカーレットとはあまりにも対称的な立ち姿だが、レミリアもそれに負けじと両翼を広げて交戦の意志を表した;微塵も負けるつもりなどないと、堂々とした態度で稀神サグメに対峙する。
美しき吸血姫、己が無力を呪いなさい、己が美貌を呪いなさい。ここで犯し倒してあげますわ。口ばかり達者なくせに貧相な、そのロリペド体型で私のちんぽを誘惑して❤そこまで言うならぶち抜いてあげますわ❤その綺麗な無毛まんこを、これから私のマラで終わらせて差し上げます❤
稀神サグメは口を大きく開き、舌を出した。蛇のように長い舌は、まるでその可能性の分岐を示すように二股に分かれており、その根本には……あの頃とは違っていた。赤い血色の表面に黒い魔法円が浮かんでいる。じり〳〵と煙のようなものをくゆらせ、少しだけ浮かび上がるようにして、舌の表面上でゆっくりと回転している。その上に、人差し指を乗せると黒い魔法円の回転が逆転し、速度を増す。顎を動かしてもいないのに、喉の奥からまるで自在に顎も舌も喉も使っているかのような声が、響く。声色は、普段喋る彼女のそれとは思えない、解像度の低い音階クオンタイズで変調した、気味の悪い声。
〝レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する〟
なっ……阿呆か!?
それは、稀神サグメの〝舌禍〟起動用誓約だ。レミリア・スカーレットの聞き及んでいた範囲においてそれは、月の都を守るような魔術的トリックにのみ用いられる超規模術式;しかし、こんな局所の、小さな事象に対してそれを展開するとは、レミリアは考えていなかった。
因果律操作を、そんなことのために濫用するのか;大層なInsanityだな、月の民……!
レミリアが、驚きと蔑みの両方を同時にサグメに向けていると、空が割れた虚無の向こうで言葉の音がざわめき響き渡った。その発現プロセスはまさしく超規模術式。耳から入ったそれを脳が解釈しようとするだけでも精神を冒される強毒性を持つが、そんなものは副次的な効果でしか無い。時系列に直接影響するプロセスが、時空を切開してその内臓と管を無理矢理につなぎ替える悍ましい奇跡、その切り裂き、千切り、垂れ下がるものと溢れ出るものを押し留め、結合して、焼き付け、縫い合わせる、効果音なのだ;気を冒されて、不思議はない。
FunctionToriggerが誘発されました。サガミニカムプロトコルはArgument"レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する"をVerificationします。サガミニカムプロトコルはArgument"レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する"のPointerAddressをdev\>nylへ奉りIdiotIdiomsの演算要求を依頼する間隙的手順です。Verificationはdev\>nylされた内容がIdiotIdiomsに到達可能かどうかを検証します。また、Verificationは多態性を持ちません。このVerificationはただ一つのArgument"レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する"を受け取り、その他一切の影響を受けません。dev\>nylされたArgument"レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する"のVerificationのresult(bool)が真となり且つ内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"レミリア・スカーレットは、稀神サグメのペニスで犯し倒されることを、渇望する"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。さしものレミリアも耳を塞ぐようにして、不快な顔を隠さないままサグメを睨み付ける。
確かに当事者は私だろう、だが、高々50%の確率に、随分と自信を持っているようでは、足元が少々心許ないのではないのか?
50%?私の〝舌禍〟はただの〝反転〟の領域を超越しました。サガミニカムプロトコルは無手順口奏と比較して、順接率が大幅に向上しています。今や、スカーレット卿、あなたと同じです。
私と同じ、だと?
〝運命を操る能力〟そう、聞いています。その能力故に、吸血鬼としての個の力以外に、この地球で八博から強大な権力を与えられた伯卿なのだと。私は、私の目的のために、それを屈服させなければならない。
その〝ぷろとこる〟とやらのために随分と〝まともさ〟を失っているようだが?
......私が壊れたとしても、あの方が止めてくれる。私の口を、きっと息を塞いで、終わらせてくれる。それならそれで、いい
可能性を玩具にしてそのケツ拭いを他人に任せるなど、賢人のすることでは無いな
何とでも仰って下さい。私には、越えなければならない壁がある。そのために……
だ、そうですわ❤ふふ、あははははっ♪
サグメが、どこか正気を疑う輝きを湛えた瞳を輝かせて声高に笑う。淫気によって巨大化し快感神経を鋭敏化された乳房と乳首、同じく鋭敏化すると同時に運動性を増大された淫唇と膣肉、腰をくねらせる度に揺れそうな肉感尻、太もも。何より、その冷めた純白の花を思わせるのに蜜の匂いを芳醇に漂わせるかのような、美貌。サグメから放たれたねっとりと絡み付き嫌悪感さえ伴う色香に、レミリアは眉を潜める;だが同時に、下半身が強烈に収縮し、その動きで淫蜜が、どぷ、と吹き出すのを太ももに感じていた。触れても、いないのに。
足が竦んで言うことを聞かない;だがこれは恐怖からではなかった。
楽しみましょう、スカーレット卿❤
化け物じみた不快な程にアンバランスな肉体の、淫魔化した稀神サグメから、レミリアは目が離せなくなっていたのだ。夜族としてレミリアはずっと、今こうされているように、する側であった。そして、そうした経験は、レミリアにとっては生まれて初めてのことだ。
な、なに……っ、この私、が、欲情で、掌握される、だとぉ……っ!?
まるで性欲という概念さえ知らぬ脳が体が訴える発情に負ける少女、今のレミリアは、それだった。目の前の淫魔神霊から目が離せない。
冗談のようにでかい乳袋、長く伸びた乳首、蜜を垂らして割れ肉をはみ出す淫裂、女性器とそっくりな形に口を開いたヘソ、それらのアンバランスを掌握している、肉感的な四肢、宝石のような白い肌、嘘のような美貌。周囲に立ち込める強烈な色香は万能の性フェロモンだった。
レミリアの視線はそれらの間をひっきりなしに行き来し、しかしそれら以外のものへ視線を移すことが出来ない。触れてもいない下半身が脈打ち膣が勝手に蠕動する。淫核は張り詰め、肉溝は白い蜜を吹き出していた。唐突に溢れ出した本気汁でべっとりと濡れた太ももを擦り合わせるように膝を付け、がく〳〵笑う脚を必死に立てている。手が震えているのは、目の前の淫魔を見ながら手淫に耽ってしまいたい欲求と必死に戦っている証拠だった。
無理しなくていいんですよ❤ほら、これから、死ぬほど犯してあげますから❤
し、死ぬほど、犯……
ブシッ!と小さく音が響いた。その言葉が持つ意味を脳が解釈しただけで、レミリアの下半身は絶頂に堕ちた。潮噴き脳アクメをキメながら、なんとか立ち続けているその姿が、逆に滑稽だ。
はっ、はっ、はあっ、ふ、ふざけ、るな……私は、吸血鬼の、王、夜族を統べる者、だっ……このような、魅了で
魅了?ハハハッ、魅了ですって?違いますよこれは、〝事実〟です。〝貴方が私に犯し倒される〟という頑然とした〝事実〟。尤も、そんなに私のカラダに発情して頂けるとは、思ってもいませんでしたけれど?ほら、スカーレット卿、もっと、私のいやらしいカラダを、じっとり、ねっとり、舐め回すみたいに見てもいいんですよ❤そのままそこでオナニー、始めてくださっても、いいですからね❤
そう言ってサグメは石段の上からレミリアを見下すように仁王立ちしたまま、自分の淫裂に指を這わせた。右手で膣の中に指を入れ、左手でその上の淫核を触り、それをレミリアに見せつけるように足を開きガニ股に腰を低くおろした。くねり〳〵、と石臼を引くような円周運動を見せる腰つき、艶かしい赤い唇を割って二股に割れた舌が顔を出し唇を舐めた。獲物を睨む蛇のような目が、レミリアを串刺しにしている。
お、オナニーなど、する、わけ、が……んふぉぉっっ❤
必死に抵抗の意志を口にし、不破を決心した表情でサグメを睨み付けるレミリアだが、睨みつけているのは、サグメのカラダに具された淫猥極まる器官ばかり。そして、手淫を拒否する言葉を口にしながらしかし、その手は屈服して自らの股間へ降りていた。
いつもは指の腹で軽く撫でるだけ、淫液のヌメリを剥かないクリの先端にまぶして包皮の上から軽い刺激で達して終わっていたレミリアは、しかし〝事実〟に翻弄されて今は、全く違う容赦のない淫核手淫に没頭していた。
く、クリ……くり、剥くなんて、やめろ、だめだ、だめだだめだだめだだ……くヒぃぃっ❤押しつぶひ……クリトリス、そんな押し潰すの、はじめへ……らから……んふぉぉぉっっっっ❤❤❤これらめ、これらめらぁぁぁっっっ❤❤❤❤
深く剥き晒したクリ肉を、指で押し潰すように挟み、細かく動かしてシゴきまくっている。もう片方の指は爪を伸ばしその鋭い爪先で、両サイドから圧迫されて充血した淫核先端をカリ〳〵と引っ掻いている。
一人の夜に慰めるおとなしいオナニーではない、それどころか自分の手で踏み込んだことのないエゲツない手淫快感を、自らの手で自らの股間にブチ込んでいる。
んおっ❤こんな、っ❤こんなことを、わたし、にぃっっ❤わたしにさせて、きしゃまっ、このわらしに、ここまでのくひゅりょくぅぅっ❤ンほぉぉっ❤手、手ぇ、とまっ、クリオナニーとまっりぇぇっっ❤❤❤
サグメの見せつけオナニーに性欲を引きずり出されて、〝事実〟に翻弄されたまま手淫獄に堕ちたレミリア。石段を挟んだ遠くにある性対象の映像を、目を皿にして見つめ、鼻の下を伸ばしてろれつの回らない舌で、みだらな言葉を連発しながらオナニーを続ける。石畳にはひっきりなしに淫汁の飛沫が撒き散らされ、まるで小便でもそこで漏らしたみたいになっている。
サグメのガニ股を見、それにシンクロするように自らもガニ股を開き、目の中にある光景を股間に当てているような空想に耽りながら、腰を振り、マン汁を撒き散らし、クリトリスを押しつぶしてアクメに向かう。
こんら、こんらっっっ❤ひろりれひゅるオナニーより、ひもひィィッッッ❤❤っ❤❤イくっ❤イぐっ❤きゅうけふひでありゅ、このわらひがっ、スケベモンスターに魅了されへ、メス見ヌき、ひりゅぅうっっっっ❤❤❤っ❤
びくんっ、びくんっっ、レミリアの体が跳ねる。ひときわ大きく潮が噴いた……いや、本物の失禁だった。アクメをキメたレミリアの脚が遂に崩れ石畳に膝を突く。
をっ、んおぉおっっ❤イッてるのに、イッへるのぃ、手ぇとまらにゃ……っ、んっっっぉぉっっ❤❤❤
膝を突き四つん這いに崩れた後もなお、右手だけを股間に差し込みめちゃくちゃに淫裂を掻き混ぜているレミリア。首だけをもたげて、鼻の下を伸ばし舌と眉を垂らしただらしない顔で、未だにサグメから視線を外せない。
んふふっ❤いいお顔ですね、スカーレット卿。では、こういうのは、どうです?っっは、ぁぁァっん❤
サグメは左手を股間から外し、垂れ下がった乳肉の先端で勃起した長い乳首を握る。そうして、シコ、シコ、とまるでソレがペニスであるように手を動かした。勿論、レミリアに見えるように。
ち、ちく、び……❤
目を離せないレミリアは、サグメが左手で乳首を弄り甘ったるい声を漏らしているのを見て、あまりにも低い我慢のハードルを蹴り飛ばしてしまう。彼女の左手は石畳を掴んでおり、上半身は左手で支えられている。しかし、それを使ってオナニーしたい衝動に駆られてしまったレミリアは、ころん、と地面に体を投げ出して仰向けになる。もう四つん這いの姿勢さえ放棄し、腹を見せる仰向けで、右手でグチョ濡れに崩れたまんこを、左手で小さくもぷっくり自己主張する乳首を、いじめ倒し始めた。それでもサグメのカラダを見ていたいのか、首を反らせて逆様に視線を送り続けている。口から涎が垂れ、逆様になった顔中を濡らす。鼻の孔に入った涎を吹き出してちょうちんが膨らみ、目から涎が流れ出すような無様を晒している。
あーあ、これはひどい❤あの紅魔卿が、こぉんな無様な姿でオナニー狂いになっているなんて、拡散しちゃいたいですね……❤
うあ、ぁ、やめ、ろぉっっ❤❤っ❤んおっっ、クる、また、まらくるっっっ❤❤❤ふっっぐうううぅぅぅぉぉぉンっっっ❤
絶頂に、その小さくて細いをピンっと張り詰める。股間からも胸からも手をう道できないまま、アクメ開脚ブリッジの上半身側は頭だった。180度以上になる勢いで開いた股の間から再び潮を吹き出し、絶頂の痙攣で後頭部を石畳に、ゴン、ガンッとぶつけている。度重なる絶頂に神経が焼け始めているのか、白目を剥いていた。それでも性感を逃したくないのか、両手ともまるで別の生き物が寄生しているみたいに、淫部をいじり続けている。
とってもスケベですね、スカーレット卿。でも、大切なことをお忘れではありませんか?
う……ァ……?
私は、貴方を、どうやって犯すと、〝言い〟ましたか?
ヒュッ、と、絶頂に悶絶するレミリアの喉が、窒息でもするかのような音を立てた。目を大きく見開いて、意味を理解してしまったことを、体現している。
くす〳〵、とすすり笑う淫魔サグメは、レミリアに見せつけるように淫唇を弄り回す手を筒の形に軽く握り、それを淫核に被せるような仕草を見せる。男が女の膣を抉り回すステレオタイプな動きで腰をくねらせた。ぼと、ぼとっ、と筒状に包んだ手の中から、白い液体が糸を引いて溢れ出し、石畳に白濁溜まりを作る。
ふっ❤ふうっっ❤見ていて下さい、スカーレット卿♪これから、貴方を、気が狂うまで犯し抜くための肉棒をお見せしますからね❤んっっ❤ふふっっ❤夜族の王を名乗る吸血鬼なら、見ただけでイッたりなんて、しないでくださいね❤❤❤
言いながら、腰のくねりを一層に強く大きくしていくサグメ。ぼた〳〵と溢れ出す白濁液の量は増し続けている。
やがて、白濁液を溢し続ける掌筒の中から、なにか赤黒いものが顔を出した。先端に穴が空いていて、白濁液はその穴から吐き出されていることが覗える。そして腰のくねりが一つ、大きく波打ったとき、その赤黒いものは完全に手の中から顔を出した。
ぞるんっっっ!
瞬間、筒を作っていた手の中に収まっていたとは思えない質量に膨らみ上がり、サグメの手から解き放たれた。
っっ!?
はーっ❤はぁーっっ❤うふふ、どうですか、スカーレット卿?これが、これから貴方を気が狂うほど犯し抜く、私のペニスです❤どうですか?立派でしょう❤
ばっ、バカだろう、ばからろうきさ、まぁっ……❤なんらそのえげつない……そ、それはペニスなのか?キチガイっ、エロキチガイっっっ❤そっちに血を持っていかれて、オツムに血がいってないんじゃないらろうら……っっ❤
現れた肉棒は、サグメのグロテスクな巨乳の間に挟まり、自分でその先端に口付けられそうなほどに巨大にそそり勃っていた。彼女自身の腕と変わらないほどの長さがあり、彼女自身の腕よりも太かった。
エラが笠のようにぱっくりと広がっていて、エゲツないほどの返しになっている。どくん、どくん、と青筋が走り回り、その血管と海綿体の筋走りの凹凸だけでも短小ペニスのカリ高程度にはに及びそうだ。
目が離せない、雄々しいを通り越して凶悪な肉棒の姿から。どくん、どくんと脈打っているのが分かる。その度に先走りとは思えない量の液体が、拳でも入りそうなくらいに大きく開いた鈴口から流れ出している。あれが、射精して、膣内に注ぎ込んできたら、どうなる?レミリアの膣がうねり回り、いもしないペニスを絞り立てるような蠕動を見せて、蜜を噴いた。つまり。
〜〜〜〜〜!!!❤っ〜〜〜っっっ❤❤❤っ❤っーっっ❤!〜〜っ❤!!
あーあ、見ただけで、アクメしちゃいましたね❤これからそのちっちゃいおマンコにこのゴンブトブチ込んで、スカーレット卿の女の子人生を終了させてしまおうっていうのに、期待しちゃいましたか??❤❤❤
だ、だれが、きたい、なん、て……❤
ごまかさなくてもいいんですよ?❤バッチリ脳アクメしてるの、見えてしまいましたからね❤アクメブリッジで頭がっつんがっつんぶっつけてるの、すっごくエッチですよ❤
視界が霞む、レミリアの思考回路が絶頂で焼き切れかけていた。体が言うことを聞かない、オナニーに耽り快感を貪ることが最優先になって他の指令を受け付けなくなっている。
ふーっっっ❤ふっぐ、んヲっっ❤❤❤んあっ❤んあっぁああっ❤❤ふぐーっっ❤ふぎぅっ❤
喘ぎ声を噛み殺し顎を意志力で縛り付けるが、歯の隙間から喘ぎ声と唾液が吹き出してしまう。体が、アソコを掻き回し絶頂の継続を途切れさせないことに傾倒している。
まずい、まずい、このままでは……っ
レミリアは焦燥した。思考ではわかっていても、脳の指令と体は、屈服している。なんとか、〝事実〟の呪縛を断ち切らなければ。
一方で、サグメは一歩、また一歩とレミリアの方へ歩みを進めてくる。歩く度に巨大なペニスが左右の乳袋を叩き、尋常でない量の先走りを垂らしている。それどころか、サグメはそのペニスを自らゆっくりと扱きながら歩いてくるではないか。自ら絶頂に近づく行為、というわけではない。今の彼女にとって、そんなものはいくらでもコントロール可能であり、それよりも、そうした品性下劣な淫猥映像をレミリアに見せつけることでその精神をへし折る方に効果が高いと、わかっているのだ。
さあ、これからそっちに行きますからね。早く逃げないと、本当に女として終了しますよ?私、このペニスで、貴方を女として扱う気、ありませんから❤穴です、オナホです、肉便器です。貴方が二度と妊娠できない子宮になったって、私、全っ然気にしませんからね❤
にげ、にげたり、など……
あら、勇敢ですわね❤さすが紅魔卿。ですが、引き際は考えたほうが良いと思いましてよ。―もっとも、逃がすつもりなんて、ありませんけれど❤
歩きながら、サグメが、自らのブッ太いペニスを強く扱いて見せつけた。先端から、どぷんっ、と音が鳴りそうなほど大量の先走りが飛び散る。それを見せつけられたレミリアは、それとほぼ同時に、淫裂から潮を噴く。
ヒ、んっ❤ヲをっっっ❤こ、こん、な……❤
ほーら、そっちに行っちゃいますよ、たどり着いちゃいますよ?❤私の手が貴方のカラダに届いたら、女の子終了です❤このデカチンポで膣から子宮から全部ブチ抜いて、オナホにしちゃいますからね。それがお望みだとおっしゃるのなら構いませんけれど……❤
石段を降りてくるサグメ。彼女の歩いた後にはもれなく淫汁の飛び散った跡が残っている。ふわり、とレミリアの鼻孔をくすぐる匂い、オスの性臭だ、それも悪臭と形容してもいいほどの強烈な性臭。それが、レミリアの脳髄を抉る。
はーっっ❤はーーっ❤ふっ、ふーっ❤んっぐ❤
びゅっ、びゅっっ
本気汁の分泌とアクメ収縮が止まらず、ひっきりなしに潮を噴いて絶頂を宣言してしまうレミリアの体。サグメの体から目が離せない。見ているだけで、快感。見ているだけで、絶頂できる。こんな幸せが、あるだろうか。
もう少しですよ?ふふ、貴方のちっちゃいマンコをこれで串刺しにすることを考えたら、先走りが溢れてきてしまいました❤ふふふふっ……
くひ、らひ……❤なんれ、されれ、たまりゅ、かぁっ❤
……かわいい
まずい、まずい、なんとか、なんとかしなければ。脳を、死なない程度に、脳を黙らせ……
いよ〳〵レミリアの連続絶頂ボディが、サグメの足元に届いた。凶悪過ぎるペニスがびくん、と跳ねて巨乳の間に収まるようにそそり勃っている。彼女自身の胸元を、自分の先走りが汚していた。レミリアの周囲にはサグメの強烈な淫臭が立ち込めており、肺の奥まで万能性フェロモンで満たされている。
絶頂が収まらないレミリアの体、サグメは膝を突きその足の間に体を押しこんで、巨大なペニスでレミリアの体をぺち〳〵と叩く。こうして並んで見れば、サグメのペニスはレミリアの股の間から喉元までの長さがある。これで貫けば、サグメの言う通りレミリアの子宮は終了だろう。それどころか肉体的に甚大な損傷が間違いない。
きちゃいましたよ❤
腰を引いた程度では先端が股間に届かない。サグメは膝での四つん這いをやめ、両手両足を伸ばして腰を高く上げてペニスの先端を本気汁まみれでホグレて蠢くレミリアの淫裂に狙いを定める。まるで、倒れて動けない敵に向けて剣を突き立てて止めを刺そうとする図。とろーっ、と先走りが垂れてレミリアのヘソ、腹、そしてアソコをどろどろに濡らした。
いただきます❤
くああああああああああああああああああああああああっっっっっ!ぅ……ぁ……
!?
巨大ペニスを突き入れようとした瞬間、突然叫ぶレミリア。そして次の瞬間、レミリアは自分の爪を自らのこめかみに突き刺した。岩をも裂く鋭い爪が、レミリア自身の側頭部に突き刺さっている;逆側のこめかみから、貫通した爪の先が覗いていた。最後、その指を、ぐり、と回した。自殺するかのような行為。レミリアの目は、ぐるり、と白目を剥き、全身が弛緩して石畳の上に崩れ落ちる。
だが、ぷんっ、と空を切るような音を立てて、突然その姿が掻き消えた。
っ!?無茶な方法で……。いいでしょう、徹底的に無力化してから、ブチ犯してあげます!
そう言って振り返りざまに回し上段蹴りを振ると、そこには爪撃を振りかぶるレミリアの姿。その腕を性格に蹴り飛ばして弾き反撃に入ろうとするが、レミリアの高速移動はそれを許さない。二段目の蹴りは残像を蹴り抜くだけに終わり、再びレミリアの姿が現れたのはサグメの背後。慣性を残したスライド痕を石畳に残した着地で一拍だけ置いて再び姿が消える;たん、たん、音だけがまた踊り始めた。二秒に一度ほど姿が現れるが、決まって残像であることをサグメは見抜いており下手に手出しはせず、片翼を畳んで全周に向けて注意深く音を追いかけている。
吸血鬼には心臓が複数あると聞きます。今ので幾つ消費したのか知りませんが、乱暴な……ですが、たしかに有効な方法でしたね。吸血鬼という種族を、見くびっていたかも知れません。
サグメは目を細め、そのまぶたの隙間で眼球を右へ、左へと動かしている。音のする方、いや音がした方と、その前に音がした方向、更にその前に音がきこえた方向、それらを脳内で空間上に導線し、移動方向の傾向を推論している。
次は、こちらか、あるいは、あっちか
その中で、n秒後にレミリアが通過するであろう地点を、ふたつ、導き出した。どちらに現れるかはサンプルデータが少なく最終的に絞りきれていない。だが、今の彼女にとってはそれで十分だった。
稀神サグメは口を開き、長い舌を垂らしてその上に回る黒い魔法円に指先を置く。〝誓約〟だ。
〝レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する。〟
また、それか……!
電子音めいた悍ましく身の毛のよだつ声が、夜の空に響いた。
FunctionToriggerが誘発されました。サガミニカムプロトコルはArgument"レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する"をVerificationします。サガミニカムプロトコルはArgument"レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する"のPointerAddressをdev\>nylへ奉りIdiotIdiomsの演算要求を依頼する間隙的手順です。Verificationはdev\>nylされた内容がIdiotIdiomsに到達可能かどうかを検証します。また、Verificationは多態性を持ちません。このVerificationはただ一つのArgument"レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する"を受け取り、その他一切の影響を受けません。dev\>nylされたArgument"レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する"のVerificationのresult(bool)が真となり且つ内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。ふふ、はははっ。サガミニカムプロトコルは順調にアップデートされています。勿論まだ100%ではありませんが、五分五分の賭けをノーリスクで有利に運ぶことができる、こうして一対一をはる限り、対戦相手は必ず〝当事者〟です。
そんな事はわかっている。問題は、その超規模術式を節操なく連発することだ、悪堕ち神霊……!神話級の魔法を、そんな些細な目的に連発して、お前が正気を保っていられるのは、一体いつまでだ。いや、とうに失っているのか……?
高速移動でサグメの隙を覗い続けるレミリアにも、焦りがあった。「サガミニカムプロトコル」とやらが、未来事象の反転ではなく、高確率の予言にアップデートされているのなら、自分の行動はどんな選択をしようとも全て因果律によって時間の順行性を無視して、既定されているのではないか。もしそうであれば、〝result〟と聞こえた予言結果が、プロトコルから返却される前に、その答えを自ら出さなければいけない、と。
クソっ、万全であれば、もう少しは……まだ、アソコが……熱い、求めているっ❤
仕掛けるレミリア、〝result〟よりも早い決定と行動を強いられる窮屈さに、下を打つ。何より、先程までの強烈な連続絶頂で、体感が万全ではない。こんなにも調子が崩れている状態は、こう見えて用意周到に戦術を組み立てて挑むレミリアにとって、久方ぶりのことであった。
はぁっっ!
ふふ、焦っていますね?
サガミニカムプロトコルの結果返却よりも先に行動したことにより、レミリアの攻撃は予言の結果に影響されることなくサグメとの駆け引きに突入した。極低体勢からの近距離エルロンロール突撃、細く畳んだ翼を鋭利に突出させて抉るように入り込む。サグメは片翼を体の前に展開して霊壁としそれを防ぎ、反撃に出ようとする。が、デーモンキングクレイドルの質量残像による打撃が終わる頃にはレミリア本体は再び不可視の高速移動へ移行していた。
サガミニカムプロトコルはArgument〝レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する〟に対するVerification結果と、dev\>nylからのResponsを受信しました。Result=False。Argument〝レミリア・スカーレットは、三秒後、A地点を通過する〟は「逆接」されます。効果は将来すぐに、あるいはいつかの過去、非同期に実装されます。サガミニカムプロトコルはdev\>nylとの接続をcloseしました。そして結果の返却。サガミニカムプロトコルの返却前に決定し、行動し、そしてそれを終えて優位を保ち続けているレミリアは、しかし高速移動を維持しながら焦りを強める。
〝さがみにかむぷろとこる〟とやらの結果はFalse、つまり三秒後に私は地点Aとやらにいない、ということだった。それは、結局〝今この状態〟ではないか?
100%順接にならない、それもわかっています。ですから、逆に、Falseにもそれなりに張っておける。サガミニカムプロトコルを経由した誓約の真価は〝予言〟などではありません。〝可能性の限定〟です。……そろそろ疲れたでしょう。無駄な足掻きは、やめにしませんか?
可能性の限定……そういう、ことか
何かに思い至ったレミリア。だが、それをどう行動に移せばいいのかの答えにまで至ったわけではないらしい。何より、〝事実〟による束縛が彼女の心身を蝕んでいる。今すぐにでもあの凶悪なペニスに跨って、いやあの女に馬乗りにされて、エグい極太ペニスで、マンコを貫いて抉り回して欲しい、あの強烈な絶頂快感に沈んでしまいたいと願ってしまう。
〝可能性の限定〟なる、ほど、それは恐ろしい能力に、っくあ、アップデートされたものだ。だが稀神サグメ、生憎だが……私、は〝無駄な足掻き〟を続けさせてもらう……!
往生際の悪い事ですね。まあ、いいでしょう。犯されたくて堪らないって声が聞こえてきて、私、とても気分がいいですよ
もし、そうだとするなら、こいつの能力は……
無駄な足掻き、それは何より〝事実〟に対してだったかも知れない。レミリアは攻撃の隙を覗う。一瞬、この場を退却する選択肢を浮かべた彼女だが、何か思うところがあったらしい。明らかに分が良くない戦闘を継続することを選んだ。
そうであれば、退く訳には、いかないものでな。〝可能性〟を履き違えているのなら、まだ……
レミリア自身は肉弾戦に不得手を感じているわけではないが、稀神サグメのような居的相手には手段を選んでいる余裕は、本来は、ない。弾幕の補助なしにインファイトのみで挑むなど下策だ。高速移動の足を止め十分な距離を確保して蝙蝠弾を召喚する。が、集中力は散漫、おまけに射撃を照準するためにあの姿を目に入れれば、またたく間に発情が強まって身動きが取れなくなる。発生させられた蝙蝠は初手のそれとは比べ物にならないほど少ない、四匹だけだった。視界に相手を極力入れる訳に行かずアクティブホーミングが出来ない。パッシブで性能の限定された弾幕は、サポート力に乏しかった。それでも、それでやるしか無い。レミリアは蝙蝠弾との時間差、あるいは挟撃を視野に再び高速移動に入る。
こちらからも、いきますよ。金城鉄壁の陰陽玉
サグメが片翼を広げるすると羽が幾枚か散るようにして舞い、それが陰陽玉となってサグメの周囲に展開する。レミリアにとってはサグメの懐に潜り込むタイミングが限定されてやりづらく、蝙蝠弾も同じだ。陰陽玉が独自に弾幕を展開することを警戒したが、しかし稀神サグメはそれをどうにかするわけでもなく、レミリアの高速移動を目で追い、やはり格闘戦に持ち込む姿勢を見せている。陰陽玉の動きは心做しか緩慢で、機雷原を展開するでも、陰陽玉からの自律弾幕を積極的に運用するでもない。
速さは矢鱈であればいいというものではありませんよ。刺され!
再び展開した片翼を担ぐように展開すると、内側の幾つかの点に光が集積し、それが幾筋ものレーザーとして照射された。持続時間をもったレーザーは地面に爪痕を残すように走りあるいは月に照らされて薄ら見える雲を裂く。
パワー型には全く見えないのに、開戦当初からマッチョなプレイングばかりだな。頭脳派と記憶しているが……本気を出していないのか、あるいは
レミリアにとって想像以上の火力だが、同時に、自らの速度に比してサグメの弾幕は大味すぎて当たる気がしてもいなかった。〝事実〟による束縛がなければ互角に渡り合えるだろうことは、序盤の交戦で知れている。だが〝誓約〟によるパーミッションもまた今のサグメの能力に間違いはなかった。
あれのスペルは元々、汚穢を滅したり神性を発揮するものばかりだったな。なるほど、今のあれの体では、それらのスペルは自滅になるということか。それでパワーに傾倒して
そうだとわかったところで、大した意味があるわけではない。レミリアは考え直す。利があるとすれば、速度だ。インファイトを誘うようなサグメの態度には罠も感じる;だが、それで所定通り接近戦で畳み掛けるしか無いだろう。発情して鈍った動きでどこまで速度の利を保てるか一抹の不安はあったが、レミリアは意を決する。
たん:蹴る音。そして、羽レーザーと陰陽玉を掻い潜ったレミリアの体は、サグメの懐に潜り込む;そのまま下段回し蹴りを繰り出した。
小細工は無しというわけですね。いいでしょう
そのパッシブを解除してから、偉ぶれというのだ!
サグメはそれを小さく跳躍して回避し、ドロップキックの要領で潜り込んできたレミリアの頭部に向けて蹴り。レミリアは更に姿勢を落としその下を通り抜ける、尋常でない速さがなさる技だ。背後に通り抜けた瞬間、地面に手をついて背面サマーソルト、ドロップキックで横倒れたサグメの頭に向けて踵を突き刺す。
速さばかりはっ!
レミリアの敏捷性に対して体回しが遅れるサグメ。後頭部に迫る踵を回避するために、右翼をスラスター化してスライド移動、辛くも被弾を避ける。だが乱暴な制動に体勢を整えきれない。追撃に来たレミリアは空中から急降下し斬撃を加えてV字を描いて再び上昇。防御態勢の整わないサグメは十字に組んだ腕を前に出して斬撃を防ごうとするが霊壁が間に合わない。血飛沫が上がりサグメは両腕に大きな裂傷を負った。外側が深く切り裂かれた腕では手首を外側に曲げることが出来ないはずだ。拳での打撃がまともに出来なくなり、レミリアはアドバンテージを得る。と思われたが。
ふん
サグメの両腕は、煙のようなものを漂わせて即座に再生する。煙の向こうでは、傷痕の断面にまるで無数のミミズが湧き出すような光景が見える。そのミミズ同士が絡み合って溶け合い、傷を埋めて表面が縫合されていた。
そいつは、神霊の力なのか?それにしては随分とグロテスクな恢復だが。まるで我々のようだ
なにか関係が?
……ないな
でしょう、ね
片翼を伸ばし、高所から地面に向けて幾筋ものレーザーの弾幕を撃ちおろす;まるで鳥籠のように低リスク空間が断絶され、レミリアは行動を抑制される。予測のつかない照射レーザーの間を跳ねるように掻い潜り続ける。一方のサグメはそのレーザーの動きを全て知っている;悠然とレミリアを迎撃した。
陰陽玉
面倒な。だが今のお前なら、霊夢のそれが十倍手練れだ。見える、その程度は
羽から生み出される陰陽玉が、独自にレミリアを追尾し、弾幕を放つ。レミリアの知る限り俊敏で厄介な弾幕は、〝サガミニカムプロトコル〟を探求する代償に「なにか」を失った影響か、やはり衰えているように思えた。
片翼の白鷺と陰陽玉を躱し、レミリアはサグメに肉薄する;密着肉弾戦。
小ジャンプから急推進水平飛翔、翼を打撃武器したエルロンロール突撃。デーモンクレイドルの加速で弾幕をグレイズ回避しガードを強いる。ガード後の短時間滞空めがけて、サグメの拳が突き抜ける。後方へローリングしてそれを回避すると、サグメは急進して追撃。体勢を水平に整えたレミリアに対して距離を詰めて一瞬だけ足を止めた直後、右翼を立てた疑似靠を捩じ込んだ。
ぐっ、あ!
両翼を交差するように防御したレミリアだが、重い一撃により翼が損傷し体は吹き飛ばされる。着地してもなお衝撃は殺しきれず、足を立てた軌跡が地面に残る。折れた翼骨を瞬時に再生し、追撃に備える。が。
!?
衝撃を制動しきった所に、もうサグメが迫っていた。確かに小回りは効かないが、重量級らしく素直な直進に限ってはパワーに任せた推進力が生きるか、レミリアのそれに劣らない速度を見せつける。
肘撃、体を反らせて回避する。そのまま伸びる拳。掌でいなし軸をずらして内側に入り込もうとするレミリアを、昇天蹴で迎撃する。距離がわずかに離れたところで右翼を水平に広げ、レーザーで空間を飛水に断った。空間を制圧され姿勢を落とすレミリア。そのまま接近して爪撃、しかしそれを前宙回避してそのまま踵落としにつなぐ。直撃をもらい地面に叩きつけられるレミリア。対地正拳突きでの追撃は辛うじて避ける。
く、そっ!
更に追ってきたサグメをミドルキックで迎撃、した、が。
な、に?
ふふ、どうですか、これ?
その蹴りを、事もあろうにサグメは、勃起したペニスで受け止めた。時間が止まったかのような錯覚。足の先に感じているのは、硬いペニスの感触だった。腹に入れば有効打だったかも知れないそれが、屹立する肉棒に受け止められたという事実。
どぷっ、と先走りが溢れ、レミリアの足にかかる。肉の脈動がレミリアの足から伝わってきた。
逞しいでしょう?❤ほうら、これで、ズボズボ、されたくないですか?
キチガイ、がっ
腰を前に突き出しペニスを盾にして防御する姿勢のまま、サグメは右手でリングを作り左手の指をそれに通す仕草を見せつける。舌舐めずり、淫蕩な目つき。声。色香。〝事実〟の誘惑。
余裕の様子で不敵に笑みを浮かべるサグメ。対して蹴りを受け止められたレミリアは、そのペニスの力強さを、イメージインしてしまう。
だ、だめだ、考えるな……!
体勢を整えようと離脱を試みるレミリア、だが一瞬判断が遅れた。その体を、サグメの自由な両手が掴み上げ、そのまま。
ずぶんっ!
く、ヒぃっっ!!!?❤❤❤
はい、おわりです❤
一瞬の手技、レミリアの股間が巨大に屹立するサグメのペニスに貫かれていた。
んおっ!?❤な、なに、がっ……❤ハひっ、んほぉぉっっ❤ッ❤ッ❤
かつて串刺し公が敵兵をそうしたと言われるように、今、レミリアの体はサグメの肉槍で串刺され、宙に留められている。まだ先端のカサ雁が膣を押し広げて侵入しているだけだ。レミリアは飛翔で脱出を試みる。
逃しません❤
ぞぶりっ!
サグメは重力で下へ引かれるレミリアの体に対して、腰を押し出すようにペニスを突き上げた。膣の半ばで止まっていた巨根のエラが、一気にレミリアの肉筒奥まで押し入る。メキ〳〵押し広げられて擦り上げられた膣肉襞から、強烈な快感電流が暴れまり、レミリアの前進を焼く。
おをオオオををッッッッッッ❤ちっ、ちんぽ、がぁっっ❤キチガイデカちんぽが、お、奥、までぇえっ❤❤ッ❤
飛翔しようと構えた力が霧散し、レミリアの体が更に、ずるんっ、と下に落ちる。サグメも更に腰を振り、レミリアの雌穴に自分のペニスを無理やり食わせていく。ガニ股に開いて腰を突き出したポーズ、余裕を表すように腕は頭の上で組んでいる。リンボーダンスのような姿勢で、しかし高々と突き勃ったペニスはレミリアの膣を抉り抜こうとしている。
ふふ、入っちゃいましたよ❤私のぶっ太いペニス、スカーレット卿のちっちゃいマンコ穴に、入っちゃいましたよ❤さあ、もっと奥まで、まだ先っちょしか膣内に入ってませんから❤
や、やめろ、先端って、お前のクソデカペニスにとっては先端だが、私の中はもう、いっぱ……んぎぃぃっっっ!!!んっ❤ぐげっ❤❤❤❤ッ❤ッ❤ッ❤
ペニス一本で体を持ち上げられているレミリア、つまり自身の体重が全てサグメのデカマラとレミリアの狭い膣の摩擦にかかっているということだった。侵入を、留められるはずがない。
さ、さしぇる、かっっ!!
ぞるるるるっっ、膣肉がめくれ返るような音と汁漏れを晒して、レミリアはペニス串刺し刑を脱出する。
反撃、爪を薙ぐがかわされ、そのまま拳に切り替えるが見切られたような軸ずらしで避けられる。膣快感で動きが鈍っていたのかも知れない、追加で繰り出したケリも同様受け止められ、そのまま足を掴まれる。
ま、まっ……
ずぶっっ
く、ぴっっ❤
おとなしく、女の子終了、しましょうね❤
再びペニスをねじ込まれてしまう。またチンポ串刺しタワーに飾り付けられるレミリア。サグメはスケベリンボーダンスポーズで腰を左右に、そして激しく上下に突き動かす。そして、サグメはそのまま空中に飛び上がって。
ふぐぉぉぉぉっっっ❤❤❤❤
空中でマンコ串刺しになってしまえば、地面に足がつくこともない。いよいよ全体重がペニスと膣の間にのしかかる。
や、やめ、りょっっっぉぉぉっ❤❤ッ❤❤
空中に静止したままサグメは腰を振り回す。レミリアのマンコをもっと深く、もっと残酷に、貫き通す動き。狭くてキツイはずのレミリアのその穴はしかし、重力の助けを借りて腕ほどもある肉槍を、ぞぶ、ぞぶ、と飲み込んでいく。膣壁襞が、ぷつんぷつんと弾けて快感が後頭部に泡立つ。奥に押し広げられる肉、内容量を越えると、串刺しにされたレミリアの腹が、サグメのペニスの形に膨らみ上がる。
ま、だらぁっっ
サグメが腰を突き上げたその反動を利用して、渾身の力を振り絞りもう一度腰を浮かせて膣からペニスを抜き去ったレミリア。回し蹴り、かわされる。翼を刃に変化させた斬撃、根本に足をかけられ止められた。
ふふ、無駄な足掻きも、そこまで続くといじらしくて、可愛いですね❤でも、諦めたほうがよろしいですよ
翼の直接打撃を側頭部に食らうレミリア。脳震盪。意識の焦点をなんとか合わせたときには、再び貫通直前で。
ぞぶんっ!
ひ、ぎひぃっっっ❤お腹、が、おにゃ、か、があぁっっ❤んっ❤ほひっ❤わらいの、はらが、ぼこぉって❤くそでかちんぽのかたひに❤ふくりゃんでっっっっ❤ッッ❤❤
あーあー、スカーレット卿もこうなっては……なんていうか、その
ずんっ、ずんっ、レミリアの膣を貫いたまま天に向かって腰を振るサグメ。頭の上で組んでいた腕を自らの腰に添えて、レミリアを貫き堕とすペニスの突き上げを誇示するようなポーズ。ぐりん、ぐりん、と回転するような動きも混ぜて、化け物巨根はレミリアの膣穴を強引に抉じ開けて進んでいく。
無様ですね❤
んぉぉぉおっ❤ちんぽ、ひゅご、い❤負けるっ、クソデカ化け物ペニスに、わからされるっ❤きゅ、きゅうけつきのおうである、わらしが、このわらしがあっっ❤ふごぉぉっ❤このわらいが、ペニスに、負けぇええっっっ❤❤❤りゅぅぅっっっ❤❤❤
びくんっ、びくびくっ
くくっ、ぐぐーっっ
膣を強引に貫かれ絶頂し、ペニス槍の上でアクメダンスを見せるレミリアの肉体。ぴんと張った喉笛、足先。膣を貫かれ腰振り刺激が続けられながら絶頂が終わらない。愛液を溢し、小便を吹き出し、肉槍の上でアクメダンスは続く。反り返った喉の先、開いたままの顎、口からは舌が垂れ下がり、唾液がだら〳〵流れている。半目のまぶたの内側ではアクメ失神で眼球が白目を剥いていた。
お………………ぁ………………っ❤ちん、ほぉっっ❤❤❤
ぴくんっ……ぴくっ、ぴくんっっ❤
レミリアの抵抗がなくなったのをチン先で確認すると、サグメはレミリアの体を地面に打ち捨てる。まだ時折痙攣するその体を足先でひっくり返し、仰向けにする。
さあ、本番はこれからですよ。気絶してても意識があっても、私の気が済むまで犯させてもらいますからね❤スカーレット卿、女の子終了の日ですね❤あー、興奮します、こんなかわいい生意気ロリ娘を、私のペニスでわからせて、終わらせられるなんて❤
激しい体格差、横たわり抵抗力を失ったレミリアの体は、超乳、巨根の化け物ボディのサグメに、まるで肉布団のように覆われる。勿論、サグメのペニスは、レミリアの膣に潜り込んでいった。もうすっかり開ききって、ペニスが抜け去った後でも閉じなくなっている。筋は切れているかも知れない、それでもサグメの超巨根の前では十分な細さ、射精便器に使うには十分な小ささだった。
食べ尽くしてあげますね……❤
じゅぼっ、ぎゅちゅっパンっパンパンッ、ぐちょっぐちょっずぼっ、ずぼずぼずぼっっっグチュんくちゅくちゅくちゅくちゅずっちゅずちゅじゅぽっ
ふひ……ちんぽ❤ちん、ぽ❤いぎ、ふごぉっっ❤おっ❤おっ❤おっ❤おっ❤おっ❤おっ❤おっ❤んぉおおっっ❤❤❤
あぁん、きもちいいですよ❤スカーレット卿、貴方の膣、私のペニスと相性いいかも知れませんね❤私のオナホにしてあげますね。私、一日に十回、多いと二十回とかオナニーするんですけど、それ用に飼ってあげます❤毎日このペニスで腹ボコオナホにされてたら、さすがのスカーレット卿もおしまいですよね❤
更に奥へ、長大過ぎるペニスを、無理やりレミリアの体の中に押し込んでいくサグメ。ナイフの刃をゆっくりと押し込んで殺すように、そのペニスはレミリアの体を掘り進んで埋め込まれていく。臍の下の膨らみは徐々に更に突き出し、ずるっ、と滑る感触とともに、ペニス型の膨らみはヘソの上にまで到達した。なおもサグメはチンポをレミリアの中に押し込んでいく。
いあ……っ、やぶけ、る……❤わらしの子宮、ぶち抜かれ……るぅっ❤
はーっ、はあーっっ❤あー、たまんないですよ、こんなふうに女の子の中にペニス全部ブチ込むの、夢だったんです。あの人を、琳さまを恋しく思っていただけなのに、どんどんエッチに進化していくカラダを、持て余していたんです❤でも、これで、大丈夫ですね。ちゃんと使えるオナホが、手に入りました❤
イぎっっっ❤がはっっっっっ❤おっっごぉぉっっっ❤ま、まんこ、わらひの、まんこ、こわれ……❤オナホに、なっ……❤
ええ、壊してますよ、裂けてないのさすが吸血鬼って感じですけど、このままじゃ時間の問題ですね。でも、気持ちいいですよね?❤マンコ肉裂けて子宮の底がぶち破られても、気持ちよくなっちゃえますよね、スカーレット卿……❤
壊れたような笑みを浮かべて、サグメは、組み敷いたレミリアに腰を打ち付け始める。長過ぎる全てが肉の中に埋まった状態で、まさにレミリアの体をオナホールにして、腰を降ってペニスを摩擦し、射精に向かう。
ふーっ、ふーっっ❤きもちい、きもちいいっ❤ペニス気持ちいいですよ、ああ、こんなの久しぶり❤ペニス全部をぬぼ〳〵して射精するの、あーもうだめ、最高です、肉オナホ最高です❤射精不可避❤琳さま、琳さまあっ❤サグメは、ずっとずっとあなたのことをっ
ぐ………………げ…………えっ❤ほへ…………っ、お…………あぁっ❤
壊れちゃいました?大丈夫ですよ、死んでさえいなければオナホとしては有用ですから。死んでてもいいですけど❤ああっ、もう射精しますよ❤スカーレット卿、貴方のお腹の中に❤子宮がぶち破れてれたら、体腔に精液満たしてあげますね❤終わって下さい❤スカーレット卿の女の子、ここで終了しましょうね❤マンコぶっ壊れても大丈夫ですよ、このままレイプ続けますから❤そしたら頭までぶッ飛んじゃうから、お腹のことなんてどうでも良くなりますよ❤そのまま琳さまの代わりのオナホとして使い続けてあげますからっ❤あーイく、イく、イクイクイクっっチンポイく、ロリマンコオナホでチンポイきますっっあ、っはひ、んっっ❤イく❤イく、イく❤射精、射精射精するっっっっ❤❤❤❤
どぷんっっびゅーーーーーーーっっ、びゅーーーーーっ、どぼっっどぼっっっ、ぶびゅううううーーーーっっ、びゅっっ、ごぼぼぼぼっっ、ぼぼっ、びゅううううーーーーーーーーーーっっっ
射精、という言葉は全く似つかわしくない、残酷な注入音が、レミリアの体の中から聞こえてくる。レミリアの腹が、水風船のように膨らむ。膨らませているのは、狂気的な量のサグメの精液だ。
りんさま、りんさま、りんさま❤りんさま、りんさまぁぁっ❤
びゅっ、びゅうっ……びゅっ、びゅっ……
信じがたい射精継続を終えて、やっとすべてを吐き出し終わったサグメの顔は、射精快感に酔いしれ、鼻の下を伸ばし、寄り目でフラ〳〵、半開きの口から涎が垂れていた。
射精、きも、ひぃ……❤まだ、まだ終わりませんよ❤私の、琳さまへの気持ちは、こんなものでは終わりませんからっ❤
これは、和邇!?まだ残っていたなんて。旧王党派の隠し資産というわけですか……。
イ・リンを探すのは彼女だけではない、サーチライトはそこかしこを照らし周り、哨戒の玉兎も飛び交っている;彼女がブロードキャストすれば、捜索隊全員がここに集まるか、即座に封鎖網を形成するはずだ。でも……そうしたくないと思った;〝自分の言葉〟で思い留まってくれると、〝自分の言葉〟がそうするのだと、まだ信じていたからだ。それは彼女のプライドであったかもしれないし、美しい結末を信じる夢想であったかもしれない。
和邇の口を開き乗り込もうとする背を見つけた彼女は、強く問いかけた。
お戻りください、琳さま。こんなこと、やめてください。和邇だなんて……!警備隊も出ています。
大丈夫よ。和邇はあの月面戦争時にも突入艇として使われたもの、心配ないわ。00年式1000型だって、これに乗って地球に突入させられたわ。事故率も低いし、私の亡命を受け入れてくれている八博が攻撃をしてくることもないから、途中で止められることはないわ。
そんなことを、言っているんじゃありません!■■■■を追って、貴方まで穢土に墜ちる必要はないと言っているのです!琳さま、考え直してください!月には、貴方の頭脳が必要なのです!
私には、あの子が必要だわ。あの子も、私を必要としている。
……っ
顔が熱くなるのがわかった。「月」を持ち出して大局を天秤にかけたつもりなのに、その真意が、自分の些細な気持ち一つの問題だと、見抜かれた上でそう回答されたからだ。恥ずかしい、それに、怒りにも似た感情これは、嫉妬だろうか。プライドはずっと揺らぎ続けていた。イ・リンは彼女の熱意を全て拒絶していたから:その大きさを、知っていても、なお。それはそのまま、イ・リンの気持ちが■■■■に向いていることを示していた。そして、この亡命劇でいよいよ彼女の敗北が、決定的となった。
元々きっと、彼女は、あの二人の間では問題にさえなっていなかっただろう。あの二人の間にほんの些細な波風だって立てることはできていなかっただろう。その自覚は、彼女の中にもあった。だからこそ、余計に、無性に、心が言うことを聞かない。
彼女は、捜索隊の全ての玉兎に、包囲網敷設を指示しようとする。行かせるものか、歪んだ感情がそうさせていた。
やめなさい。この和邇の攻性防御機能は、あの頃のまま生きているわ。平和ボケした今の玉兎兵を想定したものじゃない、月面戦争時に有効だった水準のものよ。無駄に兎達を殺すものじゃないわ。
架空の特車だと伝説化している00年式1000型と呼ばれる戦闘車輌が実在したことも、彼女の水準の者なら知っている。その00年式1000型が自ら突入するよりも搭乗を選択する舟だとするのなら、それは、イ・リンの言う通りなのだろう。恐らく今常備されている玉兎とその武装では、その軌道を遮ろうとするだけでも無惨な結果を招くことだろう。
琳さま、お願いします、考え直してください。さもなくば、言いますよ、この舌で。
……そうしたいなら、なさい。
彼女にとっては、最後の手段に訴えたつもりだった。それでも、イ・リンは動じない。まるで、50%の可能性がそうではなく100%だと、わかっているかのように。
50%なんて、私からすれば賭けるには十分すぎるわ。貴方は、どうなの?サグメ。
賭けられます。だから、この〝舌〟に命じるのです。でも、それはしたくない!50%、この可能性が否定されたとき、その〝方法〟は問われません。もしかしたら地球へ降り立つ前に和邇が爆散するかもしれない、もしそうなったら1000年不死身になっている貴方の意識は1000年間宇宙空間を漂い、それからようやく秘薬の効果が切れて、死ぬ事ができる。1000年もの間、瞬間死と再生を繰り返し続ける、地獄を体験することになります!せめて―
そんなことを、私がわかってないと、思って言っているの?
っ
私は、あの子のところに行って、この薬効を〝永遠のもの〟にしてもらうわ。あの子のそばに、いるためにね。
貴方の罪はまだ確定していません。その薬の効果が不老不死であっても1000年程度で薬効が切れるものであるのなら、十分にひっくり返る可能性があります!だから
勿論当初はそのつもりだった、だから私も試薬を作ったわ、あの子の闇を払えるのならそれでいいと思って。でも、あの子は、墜とされた。生きる意欲と目的を失いその言い訳に長い生を盲目的に否定する馬鹿げた〝無感情の感情論〟に押し流されて、法は捻じ曲げられた。今の月の都に司法はない。
それは、これから正していけばいいのです。貴方は、そのために必要な、月の頭脳……
そういうところよ、私の若い頃にそっくり。頭でっかちで、感情と理性の区別がつかなくなっている。なおしなさいな。
だったら、私が、貴方を好きだとこの場で叫んだら、貴方はここに留まってくれるのですか!?どっちが頭でっかちです!?屁理屈を捏ねて、貴方こそ―
今の私は言えるわ。私はあの子が好き。だから地球に墜ちる、一緒に。それは、貴方じゃない。単に、ふたつにひとつだった、それだけ。
……わかりました。琳さまが、そういうおつもりでしたら、私は、言うしかありません。
ふたつにひとつ。それがしかし、ふたつにひとつではなく、ひとつにひとつだったかのように口に出されてしまう。あとにして考えるのならば、彼女にとってこれは、本当に器の小さい行動だったと後悔することになるのだが、今の彼女にはソレができない;プライドのような何かが感情も理性もすべてを吹き飛ばして誤った選択を、手にさせた。
稀神サグメは口を大きく開き、舌を出した。蛇のように長い舌は、まるでその可能性の分岐を示すように二股に分かれていた。そして顎を動かしてもいないのに、喉の奥からまるで自在に顎も舌も喉も使っているかのような声が、響く。
イ・リン、貴方はこれから地球を目指してこの月を旅立ちます
ええ、行くわ
〝ええ、行くわ〟。イ・リンは、サグメの舌の力の意味を知っている。それでもなお、断言するその確信は、一体どこから得られるのか。サグメにはわからなかった。わからないぶん、余計に悔しくて、泣けてきた。自分の力では、本当に望んだことを叶えられないのではないか。この舌にはなんの力もないんじゃないのか。そんなふうに思えて。
FunctionToriggerが誘発されました。Argument"イ・リンは地球を目指して月を旅立つ"のPointerAddressをdev\>nylへ奉ります。内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"私はここにいる"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。一体どこから聞こえているのかわからない、言葉の音が、空の向こうで蜷局を巻いてざわついている。それは縦に、そして横に拡大・収縮して、事象の壁を突き破り、細胞内へ入り込んでいく。核に侵入して解読機へのインジェクションを始めていた。
始まったわね。
始まりました、もう、撤回できません。
結構だわ。
何がおかしいのか、小さく笑ってイ・リンは再び和邇の口に手をかけた。乗り込みながら、視線さえ彼女の方へよこさないまま、言葉だけを放り投げる。まるで、今生の別れに、たばこを一つくれてやるときみたいに。貴方は、月面戦争時の兵士じゃないのに。死ぬのは、貴方かもしれないのに。
可能性に、殺されるんじゃないわよ。
どういう意味ですか、それは、こちらのセリフです。
そうかもね。さよなら。
〝イ・リンは地球を目指して月を旅立つ〟をdev\>nylへリダイレクトしています…… これには数■かかります。 IdiotIdiomsの許可なく世界を閉じないでください……そして、この誓約は、舌禍を招かなかった;つまり、サグメはここで、何も変えられなかった。
もうすぐ、〝変えて〟みせます。琳さま
ぞるるるるっっっ……ぷちゅんっ
サグメはレミリアの体奥深くにまで差し込んだペニスを、その肉から抜き取った。まだ勃起しているとはいえ、流石に幾らかは柔らかくなっている。体を動かし揺れるその勃ち姿には、フル勃起時とは違うしなやかさがあった。
サグメはレミリアが元々着ていた白いドレスを掴み上げ、その上等な布地でペニスを拭う。ぐっ、ぐっ、と握ると、管に残った精液がひねり出されて先端からどぷりと溢れ出た。これほどの巨根の残り汁、平均的なニンゲンの男性の射精全量と同じくらいにもなる。
勝利の余韻に浸りながら、稀神サグメは体中に残る熱が収まるのを悠々と待つ。勃起の収まったペニスはみる〳〵と小さく収まり、今のサグメは過度に肉感的で色気がダダ漏らしの女性の姿にしか見えなくなった。
……競合を危惧したスカーレット卿の力は、恐れるに足らないものでした。ならば、私の能力が、唯一無二のそれになる。スカーレット卿、貴方の〝システム上の役割〟は私がいただきますわ。そして
サグメは熱が冷め落ち着きを取り戻した体確認しながら立ち上がり、横たわるレミリアの方を見た。徹底的に犯し抜き体の内側も外側も全てを自らの猛る精液で塗り潰した吸血鬼の姿。
を、想定していたのだが。
そして、個人的な恋心を成就するか?くだらんな
なっ、まだそんな体力が……うっ!?
むわ、と臭いが撒き散らされる、自分の精液の匂いだ。ぐちょ、と音が聞こえたのは彼女の足取り一歩一歩に、自分の放った精液がまとわりついているからだと気付く。振り返った眼の前には、精液まみれで損傷だらけの姿を、しかしそれを意にも介さない様子で
吸血鬼を舐めるな、と、言ったはずだ
予想外の復活、それに動き。油断していたサグメは対応できない。レミリアはサグメの腕の中に入り込み、抱きつくようにその背中に腕を回す。
お前の誓約は成就、いや、完了したな?
な……っ
頭を擦り寄せるようにして、レミリアはサグメに密着した。その、息遣いさえが届く距離でレミリアは、さっきまでサグメが何度もそうして見せてきたように、わざとらしい水音を立てて舌なめずりしてみせる。その音が、サグメの背筋を凍らせた。
一見して、恋人同士が抱き合うような光景。だが、サグメは青ざめている。まるで損傷による性能低下を見せない動きで懐に入り込んできた吸血鬼を慌てて振り払おうとする。
腹が減って仕方がなかったんだ、お前が言う通り、あんな老人じゃ腹の足しにはならんからな。しかし都合のいい獲物がやってきたものだ
や、やめっ……
遠慮するな、これはさっきのお返しだ。失礼するよ
は、離れろ、吸血鬼ッッッ!!ああっっ!!!!!
レミリアはサグメの首筋、白く柔らかい肌を鋭い犬歯の先端で、優しくしかし残酷に、突き破る。その硬い感触が肉に至る頃には、もう痛みを感じる体ではなくなっている。刺突傷から効率的に出血させる溝の刻まれた犬歯。分泌される出血促進・鎮痛・麻痺効果、それに、即座に恍惚感を生み出す魔薬成分。
んお……ぁっ❤
吸血を始めるレミリア。噛みつかれているサグメは、吸血鬼の吸血毒にやられて身動きが取れない。痛みはなく、それどころか恍惚と幸福感が押し寄せる。眼球が細かく震えながら寄り、表情から緊張感が抜けてだらしなく弛緩した。
(振り払わなければ……っ)サグメの理性の片隅がそう訴える;わずかに応じた運動系が腕を動かしレミリアの体を掴んだ、だがそこまで。逆に、その腕はレミリアの体を抱き締めるように絡み、吸血鬼の洗礼を受け入れる姿勢を晒した。
激しい性欲が、サグメの下半身に再燃する。蛇がのたうつように再びペニスが姿を表し、糸引く液体を垂らしながらムク〳〵と勃起していく。その気配を背後に感じながらレミリアは、サラ〳〵とやわらかく凝固の様子を見せないサグメの血液を舌先で弄びながら、笑った。永遠に幼き、形容される通り吸血の痕自体は綺麗ではないが、それは彼女の牙がもたらす毒素が不必要に強烈で、出血の勢いが強くなりがちな故に渾名されたものだ。レミリア自身もそれをわかっているし、血を撒き散らして〝食事〟のシーンを見せつけた方が、他の〝餌〟がより美味になることを知っているからだ。そういう点では、レミリア・スカーレットという吸血鬼は、高潔で優雅さを求める吸血鬼像を踏み倒し、実利に生きるそれといえる。その、ステレオタイプな恐怖感と、それによって得られる相手を圧倒する威圧感は、たった今この場においても発揮されている。吸血毒の快感に、恐怖が同時に注ぎ込まれ体内で渾然となったとき、獲物は完全に屈服する。
サグメのペニスは、先ほどレミリアを犯しまくったときのサイズにまで完全勃起を取り戻している。反り返った長い竿、先走りを垂らす先端がレミリアの背中に触れている。だが、今のレミリアはそれを見て口角を上げる:獲物を見る表情だ。
サグメの首筋から口を離し優しく背中を抱いていた腕を解放するが、逆にサグメの腕がレミリアに抱きついたまま離れようとしない。レミリアは、リボンの包装を一つ一つ丁寧に解くみたいにその腕を外し、艶めかしい動きで、もう一つ、サグメの頬を舐め、そして言った。
ビギナーには少々キツかったかもしれんな、いい夢は見れそうかな?
だ、騙しましたね……う、ぁっ❤
敵愾心の滲む言葉とは裏腹に、目は潤み、肌は欲情に発熱して紅を帯びている。吐息は湯気を纏うようで、浅く、細かい。
〝騙した〟。その汚名は甘んじて受けようが、私にすれば旨そうな鷺が罠にかかった、それだけのことだ。さあ、続きといこうじゃないか
レミリアは、さっきまで散々に自分の体を貶めてきた肉棒を、あえてまるで可愛らしいものでも愛でるように手に包み、撫で回し、指先で敏感な部分をなぞる。サグメは、だというのにそれに抵抗も拒絶も出来ずにただ、棒立ちのまま体を震わせながら、レミリアの掌が自分のペニスを弄ぶのを見ている:だらしなく崩れた表情で。
す、少し私の血を吸った程度で、いい気にならないで下さい。私は傀儡屍鬼にもならない、魅了にもかからない……!
そんなものは期待していないさ;ただ腹一杯になった私のここを、たっぷりと味わってもらおうというだけだ。さあ、夜はまだ長い、楽しんでいくがいい
しゃ、射精、したい……
サグメの視界は焦点が合わないままふわ〳〵と漂うようであった、熱に浮かされて意識が結ばないと言ってもいい。デーモンキングを自称する吸血鬼であるレミリア・スカーレットに吸血されてもなお傀儡屍鬼や下僕とならないのは、稀神サグメの力の大きさを物語ってはいる;それでも、サグメの霊力には大きな損傷と狂いが生じている。そして何より、強制的に発情させられていた。魅了の術式はサグメにとって既知のものだ。多少のカスタマイズが施されていようとそのサグメほどの上位存在になれば、その根源的な回路部分を破呪して機能を失活させるパッシブディスペルが備わっている。だが、レミリア自身がそういうように、パッシブディスペルは魅了の無力化を報告してきていない。つまり、今サグメを襲うこの発情は、チャームに依るものではないということだ。あるいは、全く新種の未詳であるか。
射、精っ……❤
いずれにせよ、ペニスは完全に勃起し直して臨戦態勢、それどころか、感度が増して風が吹き当たるだけでも垂れ下がったキンタマがせり上がって精液を弾室に送り込もうとしてしまう。サグメの頭の中には今やたった二文字の単語が渦巻いており、その渦が内側から大脳皮質ごと理性をガリ〳〵と削り回っている。
射精、射精、射精、射精、射精、射精っっっっ
某人に「聡い人」とまで言わしめる月の大物が、たった二文字で頭の中の思考を押し流され、目をぐる〳〵回して平常心を失っている。だく、だくっ、と勃起し直したペニスの鈴口から白濁した糸引きカウパーが垂れ下がり、わずかな刺激で爆発せんとその機会を窺っているかのよう。
そうしたサグメの様子を見て、レミリアは、満足そうに笑う。幼気の強い容姿での満面の笑みだというのに、それは凍り付くような鋭さをしている:紛うことなき悪魔の笑みだ。
くく、形勢逆転だ。腹を満たしたメスガキ吸血鬼の恐ろしさを、そのウドの巨根に教え込んでやろう
な、何も状況は変わっていません!もう一度、その体を肉オナホにしてあげます!
先に動いたのはサグメだった。鷺の白羽を翼状に展開しながらレミリアの方へ突っ込む。パワーに任せに見えるが、頑強な右翼を立てた攻防一体の突進技だ、しかも右翼に展開した金城鉄壁の陰陽玉が、追撃・カットを虎視眈々と狙い澄ましている。だが、力こそ強力なれど司令室で戦場を俯瞰し理詰めで総合勝利を得る稀神サグメと違い、レミリア・スカーレットは最前線に立ち野性の勘で大暴れして局所的な勝利をもぎ取るタイプの将軍だ、一度交えた相手に力負けする訳がない。既に、サグメの嫌がる立ち回りを見出していた。
サグメは近距離では大味な打撃で弾き飛ばすあるいは大打撃を狙いがちだが、それは彼女の得意が中遠距離にあるからだ。さらにはその特徴的な片翼のせいで、左右での動きに偏りが表れる。利き腕も右らしいサグメにとって、左側密着距離は嫌うスペースだった。かつては機雷を大量に設置しそれを補っていたが、自信に穢れを宿してしまった今のサグメは、その機雷を運用できなくなっている。緩慢になった陰陽玉の薄い支援砲火と自身の腕力に頼っている状態だ。
腹を満たし十分に力を得たレミリアがこれと二度目の交戦に入る、その責め方は徹底的だった。
どうした、いつもいつも左側がお留守だぞ?
前にも増して速度を増した赤い悪魔。空中に加速用の魔法障壁を作り出しそれを蹴り飛ばすことで瞬間的な加速力を得る特徴的な機動は通常の飛翔の瞬発力とは比べものにならない。密着を決め込んだレミリアは徹底的にサグメの左側に回り込み、べったりとくっつく。あまりの近距離に陰陽玉はフレンドリファイアを危惧して弾幕を止め沈黙している。
面倒をっ!
右側にしかない翼のせいで、左旋回に機敏さがない。インファイトの合間に、レミリアが投げるデモンフォークの高速投擲も、右手からの射出ゆえにサグメの左側から刺さる。サグメは厄介そうに、しかし正確無比な陰陽玉のインタラプト召喚によって防ぐ。
サグメは右翼からのレーザー照射を、左側をカバーするように交差的に配置し始めた。その一方で、空間制圧を完了した場所へ移動し陰陽玉を配置しながら戦場のポゼッションを獲得していく。だが、レミリアが懐に入ると、途端に嫌って距離を取る。お互いに有効打を加えられていないが、サグメは攻め倦ねているようだった。当然だ、レミリアからの吸血によって、サグメは戦闘に全く集中できないでいる。一瞬のミスが命取りとなる密接格闘を避けるのは無理からぬことだった。
う、動きが、さっきと、全く違う……っ。それに、体が、ちんぽがっっ……❤
どうした、もう一度、生身のお前と語り合いたいんだよ
くっ
しかしそうして防戦に入るのは、相手をねじ伏せるのはガン攻めタイプのレミリア相手には下策だったかもしれない。
こいつで、さ
一瞬の守りの綻びをレミリアがこじ開ける。陰陽玉と片翼の白鷺を交い潜り、サグメの懐に入り込んだレミリア;爪撃あるいは拳、体をひねって蹴りか、あるいは翼カッターを叩き込む、かと思われたレミリアは、しかし、手を伸ばしてサグメの巨根を、力任せに掴んだ。
んぉふっっ❤な、なんのつも……
味わっていけよ、経験豊富なロリマンコだ。好きなんだろう?
ち、ちがう、わたっ……んひおぉぉぉっっ❤
くるり、と鋼の硬度を見せるサグメの勃起ペニスをむんずと掴み、そこに全体重を移動して跳び箱の要領で小さく跳躍。その感度増強発情巨根を、自らの淫裂に突っ込んだ。レミリアの下腹部がぼこっと膨らむが、サグメに責められていたときのような弱々しさはない。それどころか、腹に収まった巨根を、腹の上から撫で回して舌なめずりしている。
そら、肉オナホにするんだろう、この私を。このキツキツのロリマンコをっ❤
さっきとは逆にサグメを押し倒し、巨大な乳肉袋に手を埋めて乳首を何度か揉み潰すと、ミルクの噴出筋が描かれる。ふふん、とその射乳を見てから今度は、馬乗りになるようにサグメの体の上に体重を載せ、ペニスを飲み込んだ淫裂を「そら❤」と締め付ける。
きゅううっ、とレミリアの元から細い膣穴が、サグメの巨根を強烈に締め上げた。
ふあっっっ?!❤し、締め付けが……うねりが、さっきより……っ!?
さっきまでの強気なちんぽはどうしたんだ、あんなに逞しくて私をイかせまくっていたじゃないか?そら❤カリが柔らかいんじゃないか?立派なのはサイズだけか?ほら❤ほら❤もっと腰を使ってみせろ、さっきみたいに私の奥を突いて、私のここをよがり狂わせてみろ
レミリアは、サグメのペニスをあそこに咥え込んだまま激しく腰を振る。長すぎてまともにまともに挿入など出来るはずのないそれを、完全に根本まで飲み込んでいる。腹部がいびつに変形しサグメの巨根の形に膨らみ上がっていて痛々しく見えるが、本人に苦痛の表情はない。それどころか、サグメを見下して淫蕩に笑いながら、ペニス型に膨らんだ腹を撫でて見せたりもする。
そら、そら、そらそらそらそらそらっっっ❤反りが足りないんじゃないか?カリをもっと張れよ!もっと激しく私を犯してみろ、私をヒイヒイ言わせて見ろよ❤サイズばかりが能の雑魚チンポじゃないのかこれはぁ?❤
き、キッ、つ、いぃっ❤カリが取れるっ❤イく、イくイくイくっっ❤射精るぅっ❤んおをっっん❤
とぷっ、ぴゅ、とぷっ
なんだ、なんだなんだこの情けない量は?立派なのはサイズだけか!?こんなアサリの潮吹きみたいな射精じゃ実質粗チンじゃねえか!根性見せろよ、この見せかけ巨根が!!
む、無茶をいわないでくださいっ!
ずるるるうっっ
んほ……ひっ❤
ぴるるっ
レミリアが咥え込んだまま腰を振り続けるペニスを何とか抜き取り脱出を試みるサグメ。しかしペニスを抜き取るときのヌメリ摩擦でまた絶頂の波に出会ってしまう。射精量は、空のスポイトを無理矢理絞り出したみたいに情けない。
本当にそこに入っていたとは思えない小さな穴から巨大な肉棒が現れ、匂い立つ汁が糸を引く。
レミリアの種受けピストンから逃れたサグメが反撃を試みた。長い足を活かして回し蹴り、レミリアは跳躍して回避し、水平飛翔でその背後に着地し、背中方向へ鋏状に変化させた羽根の斬撃。サグメは前宙でそれを切り抜け、回転ざまにレーザーを放つ。交い潜り張り付いていく。
まだやる気か、いいだろう
つきあって、いられ、ませんっ……!
捨て台詞。一言吐き捨ててサグメは大きく飛び上がり、戦域を離脱つまり、逃げようとする。が。
おいおい、興醒めだな?
っ!
稀神サグメとて、方向性を定めた速度であれば決して遅いわけではない。が、サグメの行く手を阻む位置に、瞬間移動のように現れるレミリアによって、逃走は阻まれる。目の前に現れたレミリアはキスで燃しそうなくらいにサグメの顔に近づき「逃がさんぞ、阿呆め❤」まだ濡れそぼったままのペニスを握りつける、そして逃走経路の空中で、そのままペニスを膣に飲み込んだ。
まっ、まってくださ……んっお❤腰っ、腰、とめ……んぎいひぃっっ❤イってます、チンポもうイってますからぁっ❤だって、さっき全部、あなたのなかに出して、もう、からっぽ……んほぉぉっっっ❤
知るか、生命力か霊力でもキンタマにぶち込んで種なし精液でも作ればいいだろう、ドスケベ鷺女
そ、そんな、ことっ❤……し、してしまうっ❤射精したさに、チンポアクメ欲しさに、命を精子に変換してしまいますっっっ❤
上等だ❤悪堕ちしてるならそれくらいのチンポ根性、見せろ!射精せ、生命力変換でできた新鮮ないきのいい奴を、この中によこせっ❤
ぱんっ、ぱんぱんぱんぱんぱんっっ❤きゅっ、きゅきゅっ❤ぐちょんぐちゅっぐちょっ、きゅううううっっっ❤
で、射精ます、射精ますぅっ❤
びゅっ、びゅうっ、びゅるるっっっっっ、ぶぼっ、ぶちゅっっ❤
空中に留まったまま腰を振り、ペニスを絞りたてるレミリア。腹の中で精子が不羈だし、小さなレミリアの膣と子宮がいくら拡張したところで受け止め切れはしない。膣穴の脇から吹き出すように漏れ出す精液。
射精後の情けなく敏感なペニスが、ずるっっ、音を立てて抜ける。どばっっと音が聞こえるほどの量の精液が溢れ出して地上へ降り注ぐ。
なかなかじゃないか、そのまま続けてみろ
む、無理……
ぱちゅっ❤「好きなんだろ?」ぱんっ❤「マンコ好きなんだろ?❤」ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ❤「腰使って、私のロリマンコえぐってよがらせて見ろよ❤」ぐちゅっぐちょっぐちょっ「ほらほら❤」ぐちょっぐちょっぐちょっっ❤「ほら❤」ぱんっ❤ぱんっ❤ぱんっ❤ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぐちゅぐちゅぐちゅぱんぱんぱんぱんぱん❤
ひぃっっ❤無理っ❤もう無理ですっ❤これ以上、射精っ❤射精できません❤これ以上射精したら
なんだ私はイっていないぞ?せめて子宮を臭い精液で酔っぱらわせて見せろよ、この粗チンっ!!!
ずちゅ、ずちゅずちゅずちゅっっっ❤「無理、もうっ❤」ぱんっ、ぱんぱんぱんぱんっ❤びゅっびゅびゅっっ❤「ほ……へぁ……❤」ぐちゅぐちゅぐちゅっ❤「死ぬ……しんぢゃ、い……ま……❤」「だったら、死ね❤」ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ❤びゅっ、びゅううっっ❤「そら、がんばれ❤もっとがんばれ、デカいだけの粗チン鷺っ❤」ずちゅ、ずちゅずちゅずちゅ❤「まけ……私の、まけれすっっ❤スカーレット卿のおまんこに負けっましたっ❤」ぱんぱんぱんぱんぱんっっ❤びゅっ、びゅびゅっっっ❤「ほ……へぁ……❤ちんぽ降参、しましゅ……❤もうチンポギブアップれすっ……❤スカーレット卿、ばんじゃいっっ❤スカーレットばんじゃいぃぃっ❤」
びくっ、びゅっ、びゅっ……ずるっ……
ペニス絶頂から戻ることが出来ないサグメ。レミリアの膣に刺さるペニスで空中に支えられていたその体が、地面に落ちる。翼が羽ばたくことはなく、完全に陥落しているようだった。
ふん、他愛もないペニスだったな。
う……ぐっ……おっ…………ぅ…………ぁ……………………っ
堕ちた白鷺のそばに、蝙蝠が降り立ち、見下ろした。
がく〳〵と膝と腰が崩れ立っていることがかなわなずそのまま倒れ込んで横たわるサグメ。淫霊形質の爆乳は力なく左右に広がり、巨根はサイズ感こそ残すものの禍々しい勃起に至れないまま脚の間で震えている。(ここに、貰ったりしなければ……っ)首筋についた二つの刺し傷とそれをまとめて抱擁するように包む痣に手をやる、まだ熱を持っていた。その熱を自覚した瞬間に、じく、と臍の下で液体が量をます感覚が響き甘射精を迎えるだが溢れ出すのはもう透明な汁、精は尽きていた。限界を迎えたペニスは勃起しきれず、半勃ちにも至らない弱々しい弓なりで震え開いた先端から残り汁の糸を垂らしている。
吸い尽くした、しばらくは勃たん。諦めろ
勝負が、ついた。
レミリアは、サグメを見下ろすようにして、問う。気がついたサグメを、レミリアはそれ以上にレイプする気はないようだった。それよりも、レミリアは対話を求めている。
決意がいち〳〵誓約となり、因果律APIを叩いてしまう。難儀なことだ。それ故、稀神サグメは、大層無力と見える。大局に臨み、何一つ自らの決意を口に出来ない;伝達できない。その立場は大局的でなければならないにも拘らず。
ぺちゃくちゃとやかましいよりは遥かにマシです;それに、いちいち誰かに伝えなくても私は、為すべきことを為す力を、持っています
その力を得た。そのために、お前は一体何を代償にした?あまり感心しないことに、手を染めてやいないか。しかもその動機が
黙りなさい。
レミリアは肩を竦める。救いがないな。と。
お前の能力では不言実行、伝達できぬ意志など無為に等しい、そんなものはただの白痴だ。白痴の決意が外部に何かをもたらすなら、それは純粋な現象だ。純粋な現象に価値など無い。価値のない力は、力ではない;忘れられ失われ、無視され消えて、白痴也やと解決される。月の都市の姿はそれを映し出している、何という正直だろうな?
私とて制御不能な口福舌禍を諦観していたばかりではない!サガミニカムプロトコルは無手順口奏に比べて順接率が大幅に向上している!見たでしょう、高い順接率と、可能性の限定を
そうして、まともさを失い、壊れるのか。何がしたいのかは、あえては問わんが
私は、ただ、あの人に、ここにいて欲しかっただけ。月の都を守る必要があるのなら、私はそれを成し遂げる。そして、スカーレット卿、あなたは
あの人。それは特車、ではないんだろうな;りん、と呼んでいた奴か。とんだロマンスだが、そんなものに巻き込まれる我々民草の気分も考え給えよ。神霊だかなんだか知らんが、浮世の世相に関わらず理想ばかりを追い求め、それに至れぬからと周囲を巻き込んで勝手に滅ぶ貴族など、はあ、迷惑千万だな。
もうサグメに勝ち目はない。何を言われようと反論の余地がないことを彼女自身理解していた。稀神サグメは、負けたのだ。地上の〝意志〟に。
この世界を作ったやつらには、作った功績こそ讃えようが、世界のメンテナンスからはご退場願おう;開発者の哲学は、利用者の要求とは、多くの場合相容れない。創世者は、住民が自らの手で世界を終わらせるまでおとなしく高みの見物をしていろ;手出しは、してくれるな
レミリアは、更に続ける。サグメはその言葉を受け止めることに、恐怖にも近い感情を覚えていた。でも、対話をやめるわけにはいかなかった。
稀神サグメ。そのプロトコルとやらで、本当に〝舌〟の確率が変わったのか?お前の心に、自らの願望を遡及的に変化させる甘えが、なかったといえるのかな?
どういうことですか
サガミニカムプロトコルとやらを開発した動機、その口であれを引き止められなかったからだろう。
……血液からスキミングしたんですね。人の中に土足で踏み込むのは、あまりいい趣味とは思えませんね。
悪趣味は悪魔の美徳だ、紅魔館には悪徳の持ち主しかいない。
〝サガミニカムプロトコル〟。稀神サグメが、思い通りに利用できない舌禍と、よしんば使用したとしても事態を好転させられると限らないことに業を煮やし、その能力……自分自身を改造して得た不正手続である。本来の契約プロセスから不都合な条件をスキップし、より低レイヤーから因果律APIにアクセスするための不正手続とその通信手段であり、これを用いることによって、融通の利かないその能力をより恣意的に利用できるようにしている。
サガミニカムプロトコルを利用しその通信経路をCONECTするために、今の稀神サグメは、本来の〝神霊〟としての何か本質的なものを切削しているように見える、と、いうのが今のレミリアの見解だった。
〝おとなになる〟というのは、悲しいことだ。折り合いをつけ自分を安全地帯に沈める術を手にしてしまう。あゝ霊夢もそうだった;あいつは取り戻したがな、〝少女〟を。
あなたの物言いは、あなたが嫌う〝賢者〟と負けず劣らずに遠回しで、厭味ったらしいですよ。わかっています、言いたいことは。だけど、それを認めることこそ最も意味のないことです。私が、そう決めたから。
〝そう決めた〟か。なぜそれを、そこでなんだ、と、私は思うがね
レミリアは、溜息のように、吐き出した。
お前には何の力もないのだ、私と同じように、だ。私に〝運命を操る力〟などという神じみたそれが備わっているわけがないのと同様に、お前にも〝口に出すと事態を逆転させる程度の能力〟など、端っから備わっていないのだ。気付いているのだろういや、敢えて気付かないふりをしているのか:周囲にそうだと思わせるために?
自分を無能と、おっしゃるのですか。そんな無能者が、八博体勢の重要機能を担うはずがない。欺瞞ですね。
私についてどう思おうとお前の自由だがな。だがな、お前自身についてお前は正しく理解すべきだ。そしてお前は、私と同じだ。
無能、だと?
お前がその舌で、過去の事象を反転させる事ができないのが何よりの証拠だ。お前がその舌で、何を反転させるのか指定できないのが何よりの証拠だ。お前がその舌で、当事者を前にしなければならないことが何よりの証拠だ。質の悪い占い師、それは私の能力とまるで同じじゃないか。私には何の能力もない、あるとするならこうだ:足掻き、足掻き、足掻いて自らその運命を手に入れるまで足掻くと、〝決める意志〟。お前の得たというサガミニカムプロトコルとやらは、幻想だろう;単に、既成の事実から遡って自らの過去の希望を〝いいや、そのとき私はそんな風には思っていなかった〟と捻じ曲げることで、さもその過去の決定が現在の状態を導出したと思いこむ、その薄汚れた成長のことだ。悪堕ちするとは、悲しいことだな、そして、薄汚い。
見事な脚本です、スカーレット卿。舞台作家の才もおありとは、お見逸れしました。ですが、サガミニカムプロトコルは、私自身をUpdateした成果です。
あっぷでーと、か。後から自分を納得させることが〝成長〟ではないと、言うつもりはないがな。お前の能力も、そのプロトコルの開発も、それが可能性の俎上にあったという事実に目をつむるための、言い訳ではないのか?いや、それも確かに、〝アップデート〟に違いはない。変化と進化は、同一ではないからな。
すべて、あなたの感想ですよね?
まあ、そうだ。ならば、試してみるか?お前と私がこの〝能力で〟未来を奪い合ったなら、どちらの希望が通るだろうな。
私はこの能力で月の都を護り、あの方を再び招き入れる。そしてあの方は、琳さまは言うのだ、〝この月の都に戻ってきてよかった〟と
この手続きはFizzった。当事者を目の前にして当事者に語るという条件を満たしていなかったからだ。だがレミリアはそれを、正確に〝立ち消えた〟とは思っていない。その誓約はまだ有効であると、その成否を決めるのは〝白痴の何か〟などではないと、彼女は思っている:いや、信じている。
それが、お前の〝舌〟ではなく、〝翼〟の力だと認めるだけで、随分と楽になると言うのに。強情な奴だ。まるで、昔の私を見ているようだ
レミリアは思った、しかし口にはしなかった。サグメが自分と同じ轍を行こうとしているのなら、彼女には痛い程にわかっているのだ、何を言ったところで納得などしないということを。だからレミリアは、言葉ではなく、行為でそれを示そうとした。分の悪い戦いだとわかっていても退くわけにはいかなかったのは、彼女自身の復讐のためだ;過去の自分を、殺し切るための、これは戦いだったのだ。
稀神サグメ、申し訳ないと思っているよ。こんなくだらないことに、お前を巻き込んでしまってな。
何を言っているんです
……こっちの話だ。さあ、やるのか、やらないのか?進化したお前の事態を反転させる程度の能力と、私の運命を司る程度能力と、どちらが、世界に採択されるのか、試してはみないのか?
望むところです。私の能力は、サガミニカムプロトコルにより今やあなたの上位互換となりました。〝反転〟、〝限定〟、違いますね、私は事態を、決められる。〝可能性〟は私の翼のその姿、〝ふたつにひとつ〟ではなく〝ひとつにひとつ〟となる
サガミニカムプロトコルへの絶対の自信を持つ稀神サグメ、彼女は自分の能力を、可能性の限定とは、もう考えていなかった。そして、それを実際に口にしたとき、彼女は、気付いてしまう。
あ、れ……?
可能性が〝ひとつにひとつ〟となる。
これを、昔、どこかで。どこかで……
おかしい、どうして、そこに辿り着いてしまうんだ?それを、ばかげていると、それでは止められなかったからと、私は嘆いて、そしてサガミニカムプロトコルを、開発したんじゃなかったの?
サグメの脳裏に、まだ確かに「稀神」であった頃の記憶が明滅した。
琳さまは、私のような能力を持っていた?それも、私の〝舌〟よりも、もっと強い。だからあのとき私の〝舌〟は裏目に出て、そして、まるで〝ひとつにひとつ〟をわかっていた琳さまは、見事この地球へ亡命できた……?
頭を振る、自らを否定する、過去を否定し目を瞑る、サグメ。
違う!違う!!私は、私はこの力で……!!
決まりだな。なら、とっとと始めろ。お前の力で、お前の世界を〝事実〟にしてみろ。
不動の自信を以てサグメにサガミニカムプロトコルの行使を促すレミリア。
なんで?なんで、あなたまで?あなたは自分のことを〝無能〟と言った。運命を司る能力なんか持っていないと言った。それは、欺瞞か!でなければ、何故、そんなにも堂々と、自分の望む結果を信じることが出来るのですか!?
嘘吐き……あなたも、琳さまも、この世界も、みんな、嘘吐きです、全てが私を欺いている!いいでしょう、やってみせます!!スカーレット卿、あなたのその能力を打ち負かして、私は、サガミニカムプロトコルを完成させる!そして、すべてを〝元通り〟に、正して見せます!!
いいだろう。みせてみろ。お前がいない世界であっても、この幻想郷は機能する。それは、お前の能力が、幻想郷を左右するようなものではないからだ。お前はここにいなくてもいいし、いてもいい、それはこの世界にとって重要なことではない。お前はお前でなくてもかまわないし、お前であってもいい、そんなことはこの世界には影響しない。お前はこの世界の終焉には一切関わりがない、だからこそそれを望んでもいいし、望まなくてもいい。さあ、打破して見せろ、これを打破して私に目にもの見せて見ろ、稀神サグメ、お前自身の力で
稀神サグメは口を大きく開き、舌を出した。蛇のように長い舌は、まるでその可能性の分岐を示すように二股に分かれており、その根本には赤い血色の表面に黒い魔法円が浮かんでいる。じり〳〵と煙のようなものをくゆらせ、少しだけ浮かび上がるようにして、舌の表面上でゆっくりと回転している。その上に、人差し指を乗せると黒い魔法円の回転が逆転し、速度を増す。顎を動かしてもいないのに、喉の奥からまるで自在に顎も舌も喉も使っているかのような声が、響く。声色は、普段喋る彼女のそれとは思えない、解像度の低い音階クオンタイズで変調した、気味の悪い声。起動ルーチン。
〝それでも私は......私はここにいる!私は、私だ、他の誰でもない!!姫様とあの方がこの地を捨てても、私がここを守る間、この世界は決して終わらない、終わらせない!!〟
フ、フフ、ああーーーーーーっっはははっはあははははははは!!!!口に出したな、事象を、口に出したな?!
レミリアはサグメを指さし、そして勝ち誇ったように笑う。〝口に出した〟、稀神サグメに彼女特有の能力を使わせた。それがどの事象を指すことを、レミリアが意図していたのかはわからないが。その能力の使用を教唆し、それをさせたレミリア。
FunctionToriggerが誘発されました。サガミニカムプロトコルはArgument"私はここにいる"をVerificationします。サガミニカムプロトコルはArgument"私はここにいる"のPointerAddressをdev\>nylへ奉りIdiotIdiomsの演算要求を依頼する間隙的手順です。Verificationはdev\>nylされた内容がIdiotIdiomsに到達可能かどうかを検証します。また、Verificationは多態性を持ちません。このVerificationはただ一つのArgument"私はここにいる"を受け取り、その他一切の影響を受けません。dev\>nylされたArgument"私はここにいる"のVerificationのresult(bool)が真となり且つ内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"私はここにいる"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。 FunctionToriggerが誘発されました。サガミニカムプロトコルはArgument"私は私だ"をVerificationします。サガミニカムプロトコルはArgument"私は私だ"のPointerAddressをdev\>nylへ奉りIdiotIdiomsの演算要求を依頼する間隙的手順です。Verificationはdev\>nylされた内容がIdiotIdiomsに到達可能かどうかを検証します。また、Verificationは多態性を持ちません。このVerificationはただ一つのArgument"私は私だ"を受け取り、その他一切の影響を受けません。dev\>nylされたArgument"私は私だ"のVerificationのresult(bool)が真となり且つ内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"私は私だ"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。 FunctionToriggerが誘発されました。サガミニカムプロトコルはArgument"この世界は終わらない"をVerificationします。サガミニカムプロトコルはArgument"この世界は終わらない"のPointerAddressをdev\>nylへ奉りIdiotIdiomsの演算要求を依頼する間隙的手順です。Verificationはdev\>nylされた内容がIdiotIdiomsに到達可能かどうかを検証します。また、Verificationは多態性を持ちません。このVerificationはただ一つのArgument"この世界は終わらない"を受け取り、その他一切の影響を受けません。dev\>nylされたArgument"この世界は終わらない"のVerificationのresult(bool)が真となり且つ内容が受諾された場合、dev\>nylされたArgument"この世界は終わらない"はIdiotIdiomsにより演繹可能な結果集合として世界に遍在成立します。この操作は時間順行性の成立/破れに関わらず、不可逆です。まるでそれをしたのはレミリア・スカーレット自身だとでも言うように、紅魔卿は暗雲垂れ込める空に低い星々の如く描き出される巨大な回路を背に置いて、まるで恍惚でも楽しむように両腕を広げて浮き上がる。
始まったぞ、始まった;お前の、呪いが。これでご破算だ、あるいは大団円か。
……何が、望みなの。どうせこの私に、こうと言わせたかったのでしょう。悪魔、この世界を五分に終わらせる心積もりですか?
買い被り過ぎだな、いや、責任転嫁か。それを口にし、世界を〝可能性の俎上〟に載せたのは、お前の力だ;いかでか私の力だろう。この世界を終わらせるのなら私じゃあない、お前だ
ゆっくりと目を開いて稀神サグメを見下ろした。悪魔が、天使を、睥睨する、その図だ。レミリアは月を背負ったまま、目を細めて稀神サグメを言葉の槍で串刺す。
誰一人、この世界の当事者じゃない者など、いない。空も、山も、海も川も人も、砂粒の一つでさえもこの世界の関係者だ。だというのにお前の誓約が、不自然に狭い範囲にしか効果をもたらさないことを稀神とまでされるお前が自覚していないなどあろうはずがない。お前のその能力は、そうさ、逆だ;何もかも逆だ、天の邪鬼の親玉。お前の力の正体は、言及した事実と相手に不意の反転を世界に成立させることじゃない。世界の有様を正立させたまま、自分の全てを逆様にひっくり返すことで世界を反転させたように見せるだけの自分に対する幻術だ。どうだ、股の間から覗いた世界は天橋立に比べて、その眺めは?
……絶景です
息絶えそうな声色で絞り出す。痛々しいものから目を逸らすように、吸血鬼は顔を背けた。悪魔のする表情ではなかったかもしれないが、反転の世界を内省するサグメにとって、そんなものに意味がないことくらいは、知れたことだった。
そうして自分を内部に壊しながら外に向けて正常を保つヤツを、もうひとり知っているよ;お前達月の民が追っている〝特車〟だ。……月住まいの経験のあるやつは、みんなそうなのか。不憫なものだな
そんなことになったのは、姫が……琳さまが……!
〝お前が?〟
……
わかるぞ、なんて家畜の糞便にも劣る言葉を口にしたくはないのだが。その舌ではなく手で、事態を反転させたことくらい、お前ほどの存在なら、幾らでもあるのだろう。何を恐れている?舌で反転するのは可能性だけだ;それが五分なら、実際にそれを返すのは、お前の手だったろう;あるいは、思い込みのどちらかだ。意図通りに運んだにせよ、失敗したにせよ。そんなことを言ってくれる相手も、お前にはいないのか?
〝そんなことを言ってくれる相手〟。サグメの脳裏に、一人の女性の姿が浮かび、しかしそれはかき消えた:彼女が自らかき消した。その背に頼る自分の弱さもまた、彼女にとっては自分を酷く情けなく思わせるものだったから。
どちらが反転したかなど、何の意味も持ちません;世界には有と無の定義なんてないのですから。正誤の定義など誰かの地面と空の相対でしかないのですから。人が右だと言った方が右になるだけ、それを反転させたところで一体何の変化がある、言葉が変わっただけです。この地球と違って、宇宙に出れば、上も下も、関係ありません。深海に沈み一切の光を失えば、わからなくなります。
その反転を定点観測するものにとっては、意味があるだろう;その定点に立っているのが、お前だ、因果の俯瞰を欺く者。砂時計のように行ったり来たりの世界を眺めて、お前は自分の心を守っているだけだ、違うか。地球で、知ってしまったのだろう?どうだ、重力は視点が定まって心地よくないか?―それとも、軸を決められてしまうのが、怖いかな?
怖い、そう言われて、稀神サグメは感じた。
怖い。そうか。私は、怖いんだ。〝可能性〟が。
サガミニカムプロトコルの〝Result〟を待つ必要もなく、勝負は、そこで決した。
来たれ、我が槍
紅魔卿の構えた槍がとどめになることを、稀神サグメは察していた。でも、もう体が動かない。それを避けることができない;心がグロッキーだった。それに、その槍はもう、その謳い文句通り百発百中狙いを外すことは、ないだろう。
魔槍:グングニル。
いい加減に起きろ、矢ガモ
貴方のそれは矢というには些か大きすぎますし、私は鴨じゃありません
さっきまで吸血鬼の背に負われていた月が今は、吸血鬼の頭の上に乗っかっている。随分と青い;もう、夜明けが近いだろうか。サグメは目を逸らした;月を頭に載せた吸血鬼のそれが、あまりにも近くて、不意に恥ずかしい。
矢ガモ、が槍で串刺しにしたことへの冗談だとしても、サグメの体が今もやりで貫かれたままというわけではない、流石に投擲されたそれが突き刺さり撃墜判定が出たところで、消えていた。損傷は激しいが、彼女ほどの神霊が死滅するほどのものではない。起き上がることはまだできないが、強烈な疲労感と倦怠感が、サグメを地面に縛り付けたままだ。
尋問に応じる気は、あるな?
なんなりと
阿呆かと思ったが多少は長生きの秘訣を心得ているな、レミリアは肩をすくめるようにして立ち上がった。
そうは言っても、興味本位で隣の便器を覗いて、見たくもないキチガイセックスのフィニッシュを見せつけられる、などというのも、御免被る。
どこからともなく蝙蝠の群が飛来して、レミリアの周囲に集まる;それは一瞬煙のように姿を霞ませ、次の瞬間ロリータな日傘に变化した。彼女はそれを手に取り、悠然とサグメに向き直る。
誰に会いに、一体、お前ほどの神霊が、地球くんだりまでのこ〳〵やってきたのか、それだけ聞かせてもらおうか。八意永琳か、それとも鈴仙・優曇華院・イナバか、あるいは霊m……博麗か八雲にでも挨拶に来たか。いずれにしてもウチの庭でいきなり暴れる理由には、今ひとつだがその用件は、要らん;こっちでよしなに処理してやる。
最初から、あなたに会いに来たんですよ、スカーレット卿レミリア
……なに?
今のサグメには、レミリアに対して何一つ隠し立てするつもりがなくなっていた。レミリアが問いかけ終わるや否や、息吐く間もなく、レミリアにとって意外な答えを口にした。さすがの彼女も目を丸くする:どういう意味だ。
〝ウチの庭でいきなり暴れる理由〟には十分だが、いや
私は、紅魔卿、あなたの―
「黙れ。」しかし、レミリアはその言葉を遮った。「私に二言はない、それは聞かん。」サグメはおとなしく口を結んだ。だが、それだけでも何かを伝え終えたように思えていたのだろう、どこか穏やかな表情でレミリアの方を見上げていた。
わかっていただけて何よりです
それはこっちのセリフだ。敗北した悪堕ち神霊が上から目線で、偉そうに
レミリアは、サグメを指差し突き刺すような動作と、聞き分けのない子供に言い聞かせるような口調で、返す。だが、なんだか調子が狂っているようだ。もしかして、照れているのだろうか;顔が赤い。
あれだけ偽悪なセリフを弾幕しておいて、承認されると照れるなんて、かわいら―
黙れと言っている!
くす。
ちっ。
それと、紅魔卿
なんだ
ぱんつみえてますよ
踏んづけるぞ、その綺麗な顔を
と言って、踏んづけているのは、地面ばかりだ。地団駄。
だす、だす、と幾つかを踏みつけた後でレミリアは、ふう、と息を吐いた。
だが稀神サグメ、私は、貴殿に敬意を表す。貴殿は、この世界のアップデートに、確かに寄与した。ならば、当初の目的も、成就となるのではないか?
アップデート......哀れみのつもりですか、安い言葉を
反論にもならない反論を口にしようとしたサグメに向かって、自嘲などさせるか、と畳み掛けるレミリア。鋭く射抜くような視線は、しかし敵意を持っていない;ただ、本質を射抜く、赤い光。
窮極、どちらでもいいのだよ;お前の口にしたことが、本当はどちらになったかなど、ならなかったとしても。上と下が関係ないということではない、本当に大切なのは、それを口にし、心から求め、全力足掻く、それ自体だ。牙でも舌ではない、手と足と、翼だ。足掻き続けることが、世界と未来と運命を変え、反転させる力だ。この幻想郷には、その動力が少なすぎる。私はこの世界の概燃器官として招聘された;この役目を今は光栄に思っている。
動力、概燃器官……
私にせよ、お前にせよ、招かれたのだよ。もっともっとおおきなちからに、幻想郷の自律進化のためだ。この世界は、巨大な、いきものだ。そして私達は細胞で、おおきなちからによって生かされている。私はそう考えているよ
おおきなちから?
たとえ私の牙によって、その舌によって、それが叶わずとも遠い将来別の何らかの理由によって、この幻想郷が閉じたとしても、おおきなちからの持ち主はその変化を、隣の世界に、別の可能性に、外の園に、持ち越すだろう;傷痕だ、それが、私達が残す。細胞、我々取るに足らない者達からの、些細な貢献だよ:反撃と言っても、いい。
その、もっとおおきなちからの持ち主、とは、八雲?それとも摩陀羅……まさか、琳さ―
もっとだ、もっとおおきなちから
そんな存在が……いるというのですか
いるさ;ただ、我々は知り得ないだろう。名があるのかさえわからない。意識があるのかも。それに、我々の願いも聞き入れない。それは白痴だ、お前の力が本当にあるのだとしたらそれのことを指すのだろう:だが、そうではない。私達は白痴ではないはずだ、だから、自分の手と足と翼である必要があるのだ。そうすれば、我々の力はそれに取って代わり、真に白痴ではなくなる:意志を持って因果にあたるなら。違うかな
言いたいことは分かる。だからといって思ったとおりに行くわけでもない。それでも投げ捨てるわけには行かない。でもうまくいくはずがない。何十にも回る無限の否定と反転を、サグメ自身も自覚していた。だからこそ、地球くんだりまでやってきたのだ;それを他人から突きつけてもらうために。最も相応しいと思える相手に。成果は、重たすぎて潰れて死んでしまうほどに、大きかった。
しかし、もう誓約は呼び出されました、キャンセルは受け付けられません。サガミニカムプロトコルとて、順接を約束するものではありません。世界は非同期に返却される結果によって―
それも、可能性の一つでしかない;なるようになるだろうよ。そうやって、今まで生きてきたんじゃないか、何千年も続いてきた歴史だなんて信じて本当は7秒前には存在しなかったかもしれない世界に。今更、可能性の俎上で踊るのが初めてという訳じゃなかろう。
随分と、楽観的なんですね。過去の栄光を失い世界に見捨てられてこの幻想郷に流れ着いた存在だというのに
ここに来て、この世界の住人に教わったんだよ、その楽観を
幻想郷の住人を、過去にばかり拘泥して未来を切り開かないと、さっきバカにしたばかりなのに
それでもだ。私は過去から目を背けたいばかりに〝未来〟にばかり拘泥し、力の足りなさに〝未来〟にも迷い憂いて自暴自棄になっていた。その私にただ〝今〟だけを楽しむとかいう、悪い遊びを教え込んだ馬鹿者がいる。
美談ですね。それが博麗の巫女ですか、あの。
クソみたいな悪友だよ。尊敬はできんが、感謝はしている
美談には変わりませんが
端から美談をしているのだよ、何か間違っているか?
そうですか
急に可笑しくなってきた、と言いたげに、笑い出すサグメ。呆れたような顔と笑みの半々で表情を作るレミリア。
妖怪の山の稜線を割って朝日がだく〳〵と溢れ出し、窪んだ幻想郷に注がれていく。澱んだ夜が熱い奔流によって湖の水平線の向こうへ押し出されると、夜明けだ。
朝日が出たのでここで貴方は砂になって逆転劇
反転はしなかったな、残念なことだ?
……どうして、貴方なんかと、夜明けを見ることに……
それも、お前がしたことだろうが。幾ら口で後悔したって、変わらんぞ
照射する旭光は、山居か、わく雲か、もしかすると突き抜けるスカイブルーそれ自身によって遮られ、世界を照らし分けていた。この相反の共存が幻想郷。その万物の流転が幻想郷。未来は、約束されていない。約束ではない可能性だけがあり、それが約束ではなく可能性だからこそ、そこから新たな幻想郷を生えるのだ。
残酷な夜が、明ける。
大事なことからだんだんに忘れてく。
わた死のことばかり、私の言葉かりと、
最ゴにまもるべ記R憶はそうだと思てたのに
今際なんとなく、それだけじやないんとおもます。
たからこれおかきのこしす
この世界に足を踏み入れて、
私は変わることができました。
まだ、可能性の俎上にある:
世界も、
自分も。
自分を反転させ続けて
綻ぶ世界の景色に、
矛盾と綻びに、
私は疲れてしまったのかも知れません。
自分の手で、
小さくても自分の手で変えたと、
思うようにしないと
幻想郷に来た頃は
くだらん
と思っていた〝仲良しごっこ〟も、
信じ難いことだが、
悪くないと思えている;
世界を紅霧で覆い尽くそうとしていた私が、
今じゃ誰かにアドバイスとはな。
まあ、
私もこの世界じゃ老害組だ、
今度はそういうお節介をやって
煙たがられるのもいいだろう。
機会があれば、の話だがな。
どんなに私が優れた存在でも、
不老不死の薬は、
自分一人の力では作れなかった。
それを作るのには誰かの力が必要で、
そのことが分かるのに
随分と時間がかかってしまったわ。
頭でっかちのくせに、
大切なことがわからなかった。
幸運にも今の私には
もう少しだけ時間がある。
少しずつでも、変わっていきたい。
〝永遠の命〟と、 〝永遠の不変〟は、同義ではないのだから。
この世界は、
オリジナルからフォークされた
小さな世界でしかなかったけれど、
それでも一人で飛び回る限りは、
origin/masterと同じくらいに
広大だったわ。
結局その最果てを見ることは叶わないまま、
私の旅は終わるみたい。
ああ、
もっとちゃんと、
空を飛ぶ巫女でいれたなら
よかったのになあ。
次があれば、きっと、
次はもっとうまく、飛びたいわ。
全ての、東方夜伽話の投稿者に
全ての、東方夜伽話の閲覧者に
そして、東方夜伽話管理人:RoN§6/IjwK8RCEに
あややや。そろそろこの世界終わるらしいですよ。霊夢さん知ってました?
リミットギリギリに知らされて年越し引越しに必死なもんよ。ちょっと萃香!
がんばってお賽銭貯めてたのにねえ、最近少なかったからしょうがないね
とりこみ中に悪いんだけど私、登・場〜
うさん臭いのが来たな、黒幕だろ、紫、絶対お前だろ
ごあいさつねえ、引っ越しの手伝いに来てあげたってのに
ザ・終末、って感じの振る舞いをしなさいよ、集団自殺とかしましょうよ
いたのアリス。自殺とかくだらないこといいからその核動力人形なんとかして
まだここ片してねーのかよ、こっちもう終わるぞー?
しょうがないでしょ13年分よ、物も多……魔理沙、引越し泥棒するな!
たのしそうね、あなた達